おやきの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

おやきを作ることの楽しさ
おやきの中に入れる「あん」には特に決まりはないため、その家庭での手作り方法で作られています。また、昔の製法と比べても簡単に作れることから、昼食のメニューに、子供のおやつに、お客様のおもてなし料理にと、現在でも幅広く食されています。 この食品の魅力の一つは「豊富な種類」です。お米が貴重であった昔は、小麦やそばが主食に近かったため食事として食べていました。そのため、これらの穀物を食べやすいように、おかずを包んで作られており、おかずの数だけこの食品があると言ってもよいほどです。 その他の魅力として「様々な製法」があります。元祖は「灰焼き」ですが、現代は「蒸し製法」や「揚げ製法」でも作られるようになり、様々な皮の食感を楽しめるようになりました。蒸し製法においては、蒸しあげた際により皮の柔らかさを味わえるよう、重曹を加えて作られることもあります。そのため、蒸したてを口に入れると、皮がふんわりとしていて違ったおやきを楽しめます。 あんの種類や製法の違いで何通りもの種類が楽しめるところや、手軽に作れて食事にもなるところが、この食品の魅力です。 では実際に、自宅でも作れる手作りレシピを紹介していきます。簡単ですので誰でも作ることができます。
おやきを作るのに用意する物
いろんなものが食べられる時代ですが、郷土料理などとしても親しまれている手軽なおやつにおやきがあります。信州名物としても知られているので、一度ぐらいは食べた事があるという人もいるのではないでしょうか。野菜を小麦粉で包んだおまんじゅうなのですが、今はいろんな種類がありますし、中身もいろんなものがありますから、食べ応えも抜群です。朝食や手軽なお弁当代わり、そして栄養満点のおやつに食べたりするなど、いつ食べても美味しいのが嬉しいポイントです。手作り方法も簡単ですから、時間がある時にまとめて作って保存をしておくのも便利です。 材料は生地用の小麦粉ですが、強力粉と薄力粉両方を使うレシピもありますし、そこに片栗粉を加えたりする場合もありますが、揃えやすいもので作ってみましょう。中の具材はもうそれこそ星の数ほどありますが、信州の味で作ってみたいのであれば、なすにしめじなどのきのこ類、そして信州味噌、砂糖などを用意しておきましょう。他にもかぼちゃのあんなども中身の具材として人気があります。野沢菜をたっぷり使ったものなどもありますので、いろんなおやきのレシピを試して、お気に入りの味を見つけてみるのもいいでしょう。
おやきの作り方の手順
まずは生地を作っていきます。小麦粉に塩やサラダ油、そして熱湯を加えてから菜ばしなどを使って混ぜます。全体的に馴染んできた所で手で混ぜてまとめます。滑らかになるまで2~3分ほど頑張って捏ねましょう。出来た生地はボウルなどに入れてラップをして、15~30分ほど休ませておきます。 その間に中の具材を作りましょう。なすはヘタを落として5mmほどの厚さに切って、水にさらしてあく抜きします。しめじも小さく分けておきましょう。水気を切ってから熱したフライパンで中火でさっと炒めてから、一度蓋をして蒸し焼きします。しんなりしてきたら味噌と砂糖を加えて混ぜ合わせたら出来上がりです。これも作りたいおやきの個数に分けて等分しておきましょう。 休ませた生地を等分してから、打ち粉を振った台の上で10cmほどに伸ばします。この上にあんをのせてひだを作りながらしっかりと閉じて、とじ目が下になるように置いてから形を円形に整えます。途中で開いたりしないように口はしっかりと閉じましょう。フライパンを熱して油を引き、おやきを並べてから弱火で両面を焼きます。その後蒸し器で10分ほど蒸せばもっちりとしたおやきの完成です。熱々を頬張れば、手作りをした分美味しさもいつもより段違いに感じられるでしょう。
おやきの作り方のまとめ
手作り方法として、今回は「切り干し大根のおやき」を作ってみましょう。生地がもちもちしているので、硬くなく美味しく食べられます。用意する材料は8個分です。 【皮】強力粉100g・薄力粉100g・片栗粉大さじ1・塩少々・熱湯150cc・油小さじ2 【あん】切り干し大根50g・豚肉50g・にんじん50g・油あげ1枚・干し椎茸2個~3個・油大さじ・水300cc・だしの素小さじ1・しょうゆ大さじ4・砂糖大さじ2 1.干し椎茸を水に入れて戻します。(戻し汁は煮るときに使用します。)切り干し大根も水で戻して食べやすい長さに切ります。豚肉・にんじん・油揚げ・椎茸も千切りにします。 2.深めのフライパンに油を敷き、豚肉を炒めます。火が通ったら残りの具材を入れて軽く炒めます。そこに椎茸の戻し汁・調味料を加えて煮詰めます。この作業は前日に行うと、切り干し大根に味がしっかりつきます。 3.ボウルに粉類を入れ熱湯をかけて、生地がまとまるまで混ぜ合わせます。まとまったらビニール袋に入れて30分ほど休ませます。 4.生地を8等分し薄くのばしてあんを包みます。肉まんのような形にして閉じ目を潰して平らにします。 5.フライパンに油を敷いておやきを入れます。そのまま表と裏を焼けば出来上がりです。餃子のように少量の水を入れて蒸し焼きにすると、更にもっちり生地になります。 是非作ってみてください。
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「おやき」は、長野県の名産品の一つで、小麦粉・そば粉などを水で溶いて皮を作り、薄くのばしたその皮で様々なあんを包んで焼いたものを言います。円形でその大きさはおよそ8cm~10cm程度が一般的です。長野県でも特に冬期の降雪量が多い、北信地方や安曇野地方の特産品でしたが、次第に長野県全域に広まり今では県の名産品になっています。昔は、長野県の多くの地域は傾斜地が多く、また標高が高く冷涼な気候なため、米の栽培にはあまり適していませんでした。そこで米の代わりに、そばや小麦の栽培が盛んになっていきました。そこで生まれた食品が「おやき」でした。おやきに入れる「あん」は様々な種類があり、小豆やカボチャを使った甘いものから、特産品の山菜や野沢菜、なす、切り干し大根、きのこなどの煮物あんなど、その種類は豊富です。粉で練りあげた皮にあんを入れて包んだものを、最初に焙烙(素焼きの土鍋の一種)で軽く焼いてから、囲炉裏の灰の中に入れて焼いて作っていました。しかし現代では、囲炉裏がなくなったためオーブンやフライパンなどを使って作られるのが一般的です。おやきの専門店や長野県の観光地では、昔ながらの製法を守りつつ、観光に訪れる人達にこの食品を伝えるために、灰焼き製法で作っているところもあります。このように、「おやき」は長野県の名産品であり、各家庭でもよく食べられているものです。