減塩梅干しの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

減塩梅干しを作る事の楽しさ
梅がスーパーに出回る季節になると一度手作りしてみたいと思われる方は沢山いらっしゃるでしょう。なんとなく手間が掛かりそう、うまく漬かるか心配などの理由から中々手が出ないのではないでしょうか。市販の梅干しを買うだけより、それは手間が掛かるでしょう。しかし、この手間こそが楽しみにもなるのです。毎日毎日、蓋を開ける喜びを感じることができます。手作りの梅酢の匂いを嗅げば、出来あがるのが待ち遠しくて仕方ないでしょう。そして減塩梅干しなら毎日食べても安心ですし、そして毎日食べても飽きない味です。暑い夏を乗り越えるためには、酸っぱい梅干しが必要です。少しの手間を惜しまなければ簡単に手作り出来る減塩梅干しに、きっと愛着がわき、毎日蓋を開けてのぞく楽しみを味わうことができます。減塩梅干しの作り方は簡単なのですが気をつけたい点があります。塩分を抑えている分、通常の梅干しより長期保存しておくと心配です。減塩している分、味も落ちてしまう気がします。そしてカビが生えやすくなります。このような点を考えて、減塩梅干しを手作りする場合は、減塩した分、甘味を加えます。そうすることによってカビが生えにくくなり、減塩にもなり、酸っぱい梅干しが苦手な人も美味しく食べることができます。毎日蓋を開けて梅の様子をチェックしてあげてください。
減塩梅干しを作る際に用意する物
減塩梅干しを作る時に用意する物は、まず梅干しを浸ける鍋を用意します。浸けやすい厚底の鍋を用意しましょう。そして重しになるものを用意します。重石があればいいですが、なければ2キロ~3キロほどの重しになるものを用意します。梅干しを入れる瓶もしくは容器も準備しておきましょう。カビ予防の為にお酒を吹きかける霧吹きも必要です。次は材料です。ここでは、塩分10%の減塩梅干しを2キロ作ります。まず、黄色く熟している梅を2キロ用意してください。甘めの減塩梅干しを作るので黄色く熟しているものを選びます。熟しているとアクもないのでアク抜きの必要もありません。そして粗塩200グラムです。これは梅に対して10%になります。同じように氷砂糖200グラム、これも梅に対して10%です。梅にまんべんなく塩がいきわたるように必要な焼酎またはホワイトリカー100CCを用意します。減塩なので梅酢の様子を数時間おきに確認する作業や氷砂糖を数日にわけて丁寧に流し込む作業が必要です。この辺りのことを注意しておけば甘めの減塩梅干しが簡単に出来ます。すべての準備が整えば、いよいよ減塩梅干しを作っていきます。考えただけでも唾液が湧いてきます。
減塩梅干しの作り方の手順
減塩梅干しの作り方は何度も言いますが簡単です。まず梅を水に浸けてください。そしてヘソの部分を取ります。ヘソを取ったら丁寧に水気を取ります。水気が無くなったら袋に入れます。袋に入れたら霧吹きで焼酎もしくはホワイトリカーを吹きかけます。あまり沢山吹きかけてはいけません。なんとなく梅が濡れている程度で構いません。そうすると塩が梅にきれいに付きます。次に鍋の底に塩をまいていきます。まき終わったら梅干しを並べていきます。並べる時に注意したいのが、減塩なので塩をうまくいきわたらせることです。ヘソの部分を下にして塩をもみ込むようにしましょう。そして隙間が出来るだけ出来ないように上手にうまく並べていきます。慣れてくると簡単に上手に並べることができます。最後に重しをのせますが、梅は初めから最後まで丁寧に傷が入らないように扱います。鍋に梅を並べていって鍋いっぱいに並んだら、塩をまき、次の梅を並べます。その繰り返しで2キロの梅干しを並べていきましょう。すべて並べたら重しをします。減塩なので梅酢の上がりを数時間ごとに確認します。ここが少し手間の掛かるところです。数時間すると重しが下がります。梅酢がすべて梅にかぶったら重しの横から氷砂糖を入れます。入れた氷砂糖が溶けたら、さらに入れます。この作業を繰り返し、すべて流し込めたら、冷暗所に置き、土用干し(7月20日~8月6日頃まで)の天気の良い3日間に干します。あとは減塩梅干しが食べれる日を待つだけです。
減塩梅干しの作り方のまとめ
土用干しをする時は、梅干し同士がくっつかないように間隔を開けてザルに並べます。ザルの下にはブロックなどを敷き通気性をよくすると、なお効果的です。1日1回梅を裏返して全体に日の光がいきわたるようにします。この作業を3日間同じように行いましょう。減塩梅干しの作り方は以外と簡単なのではないでしょうか。通常の梅干しを作る場合と比べると数点手間が掛かるだけです。まずは、梅酢の上がり具合を数時間おきに確認しなければなりません。この作業は必ず行い、きちんとチェックするようにしましょう。そして減塩のため、カビが発生しやすくなるのを防ぐために甘めの梅干しにします。その為、氷砂糖を入れる作業が追加されます。この作業も重しの横から少しずつ少しずつ入れていきます。場合によっては数日間にわけて投入しなければなりません。この2点に注意しておけば、甘めのご飯がすすむ減塩梅干しが簡単にできます。少し手間が掛かる分、きっと愛着が沸くでしょう。梅干しを作ったことがない方でも、これらの注意点にさえ気をつけておけば、大丈夫です。昔の人は、このようにして、体によい保存食を考えだし、作っていました。今年の梅のシーズン、スーパーに並んだ梅を見つけた時は、是非この減塩梅干しの作り方を参考にチャレンジしてみてください。
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