道中着の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
道中着を作る事の楽しさ
この道中着の襟自体は道行衿ではなく、バチ衿風に裾に行くに従って広くなっている造りとなっています。このため、元々着物や晴れ着の衿部分を型によってはそのまま自分でリフォームする事が可能な作り方の場合もあるので、リメイク作業に入る前に、よく寸法などを測っておく必要があります。また、着用時においては背中心で二つ折りにして、自然に着物のように打ち合わせを行い、表地と共布の内紐と外紐(飾り紐など)を結んで着用するようになっています。こうした面においてはやはり、着物自体の造りが母体となっているといえるので、そのまま着物での打ち合わせでのやり方を応用したうえで、別に余った布を利用して別に内紐と外紐とを作り、それらを完成後においての着用時に結ぶこととなります。こうして余った着物や晴れ着の布を利用して内紐や外紐などのパーツを別々に作れる楽しさも、リメイクによるリサイクル作業においての楽しさといえるものかもしれません。そして、表地には縮緬や柚、好みの着尺地を用いながら仕立てることになりますが、これらも裾部分を切断した着物や晴れ着による余った部分においての布地を使用すればよいので、これらを好きにデザインしていける楽しみが出てくると思います。
道中着を作る際に用意する物
これについては自分がリメイクしようとしている完成後の道中着自体のあり方にもよりますが、やはり裾部分や袖の切断部分で余る布だけでは足りない事態が有り得ることも考えられます。このため、なるべくリメイクでの作業自体を簡単にしてムダを無くすことも大事です。そこで、また別に要らなくなった裏地や表地などの布地類を用意して、内紐や外紐、物入れ(内ポケット)、不足部分においての補充仕立てなどの作成に使用します。作り方などはやはり着物や晴れ着などの造りを母体にした作成方法なので、これを自分なりに応用して作成していくやり方がベストといえるかもしれません。もともと道中着自体は明治年間に考え出された略式コートといえるものにあたるので、着物あるいは晴れ着とコートの作り方を組み合わせた方法を応用した作成方法にどうしてもなってしまうものといえるかもしれません。まあこれは、自分自身がどういった道中着を作成していくものかによっても変わってくるものとは思いますが、設計次第によってはミシンなどの技術面などの事情にもより、意外と簡単に作成していける場合などもありますので、こればかりは実際にやってみなくてはわからないものといえます。
道中着の作り方の手順
やはりまず、自分自身が一体どういったデザインやスタイルのものや型のものをリメイクしていくかをよく把握することが大事です。そして、着物や晴れ着の型の状態をようく記憶したうえで、目的であるリメイク後においての道中着のカタチについての設計を行うことがベストといえます。そして設計を終えたらそれについての作業前においての確かめである点検を行います。この際にはなるべく、設計ミスなどがあってもいつでもやり直しが出来るような設計プランや補修方法などを事前に考えておくことがとても大事です。無理な設計方法の場合などでは補修自体が不可能になってしまい、せっかく忙しい中確保した時間なども大変無駄になってしまったりする場合も有り得るので、気をつけておく必要があります。これらの確認が出来次第、リメイク作業に入ります。設計通りに着物あるいは晴れ着裾下部分を切断したら、今度は衿部分や本体部分およびそこでの打ち合わせ、内紐や外紐、物入れなどのパーツ部材の作成等々、順に完成をさせていく作り方の手順となります。そして完成したら、作成した道中着を実際に試着をしてみます。それで問題が無ければ、デザインや柄模様などの刺繍作業などに入り、それが終われば完全に完成となります。
道中着の作り方のまとめ
こればかりは、着物や晴れ着などをリメイクしようとしている本人自身による道中着自体のデザインや型の決め方にもよりますので、実際に作り方の面での具体的なコメントなどは出来ません。ただ、なるべく作り方自体を簡単なものにしていく工夫などはとても大事であるといえます。例えば、内紐や外紐、物入れなどの付属パーツなどを作る際にはやはり、その分場合によると切断した着物や晴れ着の部分布だけではどうしても足りない場合などが有り得ます。こうしたこともあり、以前から手元にある余った布切れや布地などを用いて、上手く自分なりにデザイン性や柄面などを考慮しながらこれらを利用していく必要もある場合があります。しかし、時間的なコストの無駄をなるべく抑えるためにも、これらの作業においてのやり方自体をなるべく簡単にしていく必要があるので、この工夫がとても大切です。最初は中々難しいかもしれませんが、こうした工夫をすることによって無駄な時間を省くことが出来、メリハリを付けながら緊張感ある中での道中着の完成を期待する事が出来るので、とても有意義であるといえます。簡単な作り方にしていくことで無駄な時間を省く、これがこの道中着をリメイクする作業においての原則といえるものなのかもしれません。
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古い着物や要らなくなった晴れ着などをリサイクルものとして再生利用するためにも、これらを道中着に仕立てたりする事はとても有意義な手段といえます。この道中着自体も、我が国日本においての着物と同様我が国の歴史ととても関係が深いものであり、明治中期頃に和製の着物と西洋の洋服とを組み合わせて作られた、主に学生の間で着られていたものです。こうした道中着の様子から「和洋折衷(わようせっちゅう)」といった言葉が生まれたことは、とても有名です。これは現在でもそうですが、この道中着自体がもともとオシャレコートの1つでもあり、普段着などに気軽に羽織れるものとして用いられています。こうした利便性を考えてみても、要らなくなったり使い道が無くなった着物や晴れ着などをリメイクしたりすることは道中着を購入する面においてもとても低コストであり、自分自身による仕立てでの技術のレベルによっては思い通りの造りであるデザインのものを仕立てたりする事が可能なので、仕立て後の完成時においての仕上げもとても楽しみといえます。こうした面を考えてみると、購入面においてのコストでの問題、古い着物や晴れ着自体の処分に関しての問題、探す手間や時間の問題、等々の諸課題を解決出来るので、一石二鳥です。