梅づけの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

梅づけの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

梅づけは、全国の子供から大人まで誰もが一度は食べたことがある、ポピュラーな漬け物の一つです。子供には甘い梅づけを、大人には酸っぱい梅づけというように、甘くも酸っぱくも漬けることができるところも魅力の一つです。昔から家には、庭先に縁起の良い松・竹・梅を植えるという風習が日本にはありました。現在では、マンション暮らしであったり、土地面積が狭いため植えることがなくなってしまいました。敷地に梅が植えてある家庭ではたくさんの梅が収穫できるようになります。そのため、収穫した梅を使って梅づけを作る家庭が多くあるのです。また、日本の梅の産地である和歌山県では、最高級品とされる「南高梅」の栽培がされており、それを使った梅干しが生産されています。このように、地域活性化のために梅づけを作るところもあります。梅づけは家庭でも簡単に作ることができるほか、様々なアレンジができるのでそれぞれの家庭で好みの味に漬けることができるので、毎日の家族のお弁当作りに大いに役立ちます。家族それぞれの好みに分けて漬けて、家族ごと専用の梅づけを常備しても良いでしょう。また梅には色々な栄養素も含まれているので、健康にもとても良いものです。

梅づけを作ることの楽しさ

梅には様々な栄養素があり、健康に良い食べ物でもあります。梅にはクエン酸やリンゴ酸などの有機酸が含まれており、これらには疲れをとってくれる疲労回復効果があります。また梅はアルカリ性食品の代表とも言える食材であり、近年の食生活の欧米化によって体内には活性酸素が溜まり、酸性状態であることが多いです。すると様々な病気に掛かりやすくなるため、体内を中和させる必要があります。それに効果的なものが梅です。更に老化と共に骨も弱くなっていきますが、梅に含まれる有機酸がカルシウムの吸収をサポートして骨を丈夫にしてくれます。 梅を加熱して料理などに利用すると、梅に含まれる糖とクエン酸が結合して「ムメフラール」という成分を作り出します。このムメフラールには、滞った血流を改善させる効果が認められており、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果が期待されています。 このような栄養成分が含まれる梅を漬け物にすることで、更に効果・効能がプラスされます。日本の伝統的保存食品である「漬け物」には、ビタミンCやビタミンA、更にビタミンB群が含まれているので、カロリー代謝を良くして肌を健康に保ちます。更にミネラルや食物繊維も豊富なので、生活習慣病の予防にも効果的なのです。

梅づけを作るのに用意する物

梅づけは、梅干しを干さずに漬けたままにしておいたものを指します。作り方や用意するものは梅干を作る時と同じです。とても簡単に作れますし、手作り方法も一度覚えてしまえば自分でアレンジすることも可能です。初心者でも作りやすい分量で作れば失敗はほとんどありませんので、安心して仕込むことができます。 また、梅干しは作ってから干す作業がありますが、梅づけはそのまま漬けておいてよいので干すタイミングがわからない、干す場所がない、干してから戻す作業が面倒な場合は梅づけを作る方がよいでしょう。 まずは、梅を1キログラム用意します。スーパーや青果店で売っている梅には種類があり、青梅や小梅などがありますが、梅づけに適しているのは南高梅です。大きな実で、店頭では青いまま売られていることもあります。黄色からオレンジ、最後には鮮やかな朱色に変化していき、完熟します。朱色に色づくと桃のような香りがしますが、生食は中毒を起こしますから絶対に食べないでください。 梅に対して18%の塩(食塩でなく、岩塩などの塩)と、保存用の密閉できる蓋付きガラス瓶を用意します。好みで紫蘇を入れるのもよいでしょう。腐敗防止用に、アルコール度数が20%以上の焼酎を少量を使います。

梅づけの作り方の手順

完熟した梅をバケツなどの大きな入れ物に入れて流水でよく洗います。梅のヘタについているホシは洗っている間に取れますが、洗った後にもついているようなら竹串などで取り除きます。ザルにあげてよく水を切っておき、まだ水分がついているようならペーパータオルで拭き取ります。 次に、ガラス瓶を煮沸します。ガラス瓶を入れる鍋がない場合は、ガラス瓶に湯を回しかけて3分ほど置き、瓶の内部を煮沸してください。フタにゴム部分がある場合は、熱で変形しないよう注意しましょう。作業の際は、熱湯でやけどをすることがないよう細心の注意を払ってください。 瓶が完全に冷め、内部の水滴がなくなったら塩を敷きます。その上に梅、塩、梅と重ねてきます。最後に塩を入れて、少量の焼酎を回し入れます。これは腐敗防止のためで、カビが生えるのを防ぎます。梅の上やガラス瓶のふちにもスプレーなどで吹きつけてください。大さじ2~3杯程度で十分です。 しっかり蓋をし、梅から出てくる水分でかぶるくらいになるまで1~2週間ほど置きます。あがってきた水分を梅酢といいます。出来上がったら梅酢を取り出します。紫蘇を入れたい場合はここで入れます。好みの紫蘇の量(1袋でもよい)をよく洗って水切りし、紫蘇の重さの10%の塩で揉んでアクを出し、さらに10%の塩で揉んで2回目のアクを出します。これを瓶に戻した梅にまぶしておけば、真っ赤な梅漬けの完成です。紫蘇をまぶしたあとに、カビ防止の焼酎を吹きつけておきましょう。

梅づけの作り方のまとめ

梅づけの手作り方法は、手軽に食べられる「カリカリ梅」の漬け方を紹介します。青梅(小さめのもの)1kg・粗塩100g・ホワイトリカー50cc・卵の殻2個分を用意します。 1.漬ける前に、卵の殻の内側に付いている薄い膜を取ってきれいに洗い、天日干ししておきます。また梅は、軽く洗ってからたっぷりの水に1時間~2時間程度漬けておきます。卵の殻を使用するのは、梅に含まれる「ペクチン」という成分が、酸と反応して梅の軟化を促進させるため、卵の殻に含まれるカルシウムでそれを防止させるのです。 2.ザルに上げたら良い梅を選別し、ヘタが付いている場合は取り除きます。 3.樽にホワイトリカーを2分の1程度入れ、梅を入れます。その上から塩を振り、また梅を敷き詰めます。これを何度か繰り返しますが、塩の量は上にいくつれて多くしていきます。 4.卵の殻を軽く砕いてガーゼなどに包み、樽に入れます。 5.残りのホワイトリカーを入れて重石を乗せて完了です。 3日くらいで梅の液が上がってくるので、それまで何度か樽の梅を揺すって混ぜ合わすと、漬かりが早まります。また、赤い梅にしたい場合には、ここで赤シソを加えます。 6.梅に被るくらいに液が上がってきたら、重石を半分の重さにして1ヶ月ほど漬けると、梅づけの完成です。 これなら家庭でも簡単にでき、家族みんなが食べられるでしょう。

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