鯛めしレシピの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

鯛めしレシピを作ることの楽しさ
鯛めしは見た目の豪華さや味の良さからは考えられないほどに調理が簡単です。高級料亭などで出される鯛めしは鯛やお米、調味料を厳選して下処理も入念に行うため家庭では出せない味が出ると言えるのですが、そこまでこだわりを持ち時間を掛けて調理しなくても十分に美味しく仕上げられるというのがご家庭で作る鯛めしのメリットであり、同時に美味しいものを食べることで得られる幸福感が調理の楽しさに繋がっていると言えるでしょう。調理工程が複雑でなく簡単であるといった楽さも、調理の楽しさの要因になっていると言えます。 鯛めし作りのメリットは、当然美味しい鯛めしを沢山作れるといった部分です。外食より格段に安い値段で何度でもおかわりできるだけの量を用意できるというのは、子供の多いご家庭からすると非常に大きな利点であると言えるでしょう。鯛を捌く包丁やまな板と炊飯器、そして計量スプーンとグリルさえあれば他の調理器具がなくても作り上げてしまえるといった容易さもメリットとして捉えておいて構いません。普段あまり使用することのない調理器具を新しく購入せずとも、お祝い事の席に出せる豪華な料理が作れるというのは実のところ珍しいと言えることから、頭に入れておいてください。
鯛めしレシピを作るのに用意する物
鯛は何と言っても「めでたい」に通じる魚なので、鯛めしは知人や身内の誕生日や祝い事にぴったりのメニューです。お頭付きの鯛を一匹まるまる米と一緒に炊き上げるので、鯛レシピの中でも豪快な料理です。鯛めし自体が存在感の大きい主役料理ですので、あとはお吸い物と漬物があれば何も用意しなくても十分です。 鯛めしは家庭での手作り方法は難しそうと敬遠されがちですが、鯛を丸ごと一匹使うレシピなので、内臓処理とウロコの処理といった通常の処理以外は、切ったりおろしたりといった作業がない分、簡単なレシピと言えます。内臓処理とうろこの処理は魚屋さんでもやってくれるので、頼めばさらに簡単になります。 鯛めしを作る際に用意するものですが、鯛は刺身にできる新鮮な真鯛を用意します。鯛は養殖物になるとややどす黒く、天然物は鮮やかなピンク色をしています。天然物の方が味は良いです。真鯛は400g~500gのもので4~5人分の鯛めしが作れます。 米は洗って30分~1時間水につけ、ザルにあけておきます。出汁を取る昆布カツオ節、調味料に日本酒、塩、薄口醤油を用意します。鯛めしは炊飯器で炊くのではなく、土鍋を使用するので、蓋をして鯛が収まる大きさで、人数分の米が炊ける大きさの土鍋を用意します。
鯛めしレシピの作り方の手順
以下が鯛めしの作り方です。 ①たっぷりの昆布とカツオ節でだしを取ります。昆布は布巾で軽くふき、30分~1時間ぬるま湯につけ、湯ごと鍋に入れ、火に掛けます。湯が沸騰する寸前で取り出し、カツオ節は沸騰寸前に入れ、ひと煮立ちしたらザルでこして取り出します。昆布、カツオ節で取っただしに、塩少々、日本酒大さじ2、薄口醤油大さじ2で味付けします。 ②真鯛はウロコ、エラ、内臓を丁寧に取り除きます。内臓を除いた腹の中流水できれいに洗っておきます。魚屋さんにこの工程をお願いしてもよいですが、ウロコの取り残しがないようもう一度自分でも包丁をかけておきます。特に尾の付け根、胸びれの下、頬のウロコなど除き忘れしやすい箇所なので取り忘れがないよう気をつけます。 ③鯛に軽く塩を振り、ごく弱火で裏表30分程かけて焦がさないように焼きます。ガスレンジで焼くとひれや尾だけ先に焦げやすいので、鉄板や網付きを使うと上手く焼くことができます。フライパンを使用する場合はクッキングシートを敷いてから焼くときれいに焼けます。 ④土鍋に米を入れ、その上に鯛を置き、①で作っただし汁を入れます。だし汁は普通にお米を炊く時よりもやや少なめに入れ、薄口醤油と日本酒少々を鯛に振りかけ蓋をします。 ⑤蓋をしたら強火に掛け、沸騰したらごく弱火にして15分~20分炊きます。頻繁に蓋を取って中の様子を見ると温度が下がって上手く米が炊けないので、確認は最小限にとどめます。おろし掛けにパッパッと強火にすると、少しお焦げが出来て美味しくなります。 ⑥頭、尾、骨を外し、身をほぐして鯛と米をさっくりと混ぜたら完成です。
鯛めしレシピの作り方のまとめ
極力作業工程を少なくしたレシピとしては、鯛をキレイに洗いウロコを包丁の背で取る、ウロコを取り除いた鯛に塩をふりグリルで焦げ目が付くまで両面を焼く、鯛が焼けるまでの間に薄口醤油と白だしとお酒を大さじ2の同じ分量を計量スプーンではかりまぜる、そこにみりん大さじ1と好みでしょうがを少々加える、洗ったお米とお米を炊くための水が入っている炊飯釜にあわせた調味料を入れる、調味料を加えたお米と水を入れてある炊飯器の中に焼けた鯛を丸ごと乗せる、炊飯器の操作メニューから炊き込みを選び炊き込みご飯を作る、炊き上がったら鯛の骨と身を取り分け身のみをお米と混ぜ合わせる、完成したものをお茶碗やどんぶりによそい薬味としてネギを散らす、以上が炊飯器で簡単に作る鯛めしの手作り方法となります。 薄口醤油や白だしといった調味料の濃さは好みで多少変化させても構いませんが、レシピ通りに作っておけば失敗することはないでしょう。 鯛を焼く際には特に塩や醤油などで味付けを行う必要はありません。炊飯器の中に入れた薄口醤油や白だしといった調味料から十分に味が染み込みますし、鯛本来の塩気と旨味をお米に染み渡らせるためにも鯛はそのままで焼いておいてください。
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ご自宅の炊飯器で普段よりワンランク上の美味しいお米料理を作りたいと考えているなら、鯛めしを作ってみるといいでしょう。
鯛めしはお祝い事の席などでも出されるおめでたい料理であり、特別な日に食べるにしてもお客さんをもてなすにしても最適な料理であると言えます。そのため鯛めしを作る理由や目的としては、お祝い事に適した料理を作りたい、特別なお客さんをもてなす豪華な料理を作りたいなどといった意欲が挙げられると言えるでしょう。また美味しい鯛めしを食べたいという意欲はあるものの、高い和食料亭などにはいけないという方がご自宅で安く鯛めしを作って節約を果たしたいという理由も、鯛めし作りに取り掛かる原因のひとつだと言えるでしょう。レシピを間違えなければ炊飯器で簡単に鯛めしは作れるため、難しすぎない高級感に溢れた料理を夕食に出したいというのも目的としては多いのだと捉えておいてください。そして誰かから鯛をもらったものの、塩焼き以外の調理方法が思いつかないといった方が簡単に鯛を消費するための手段としても鯛めしは選ばれやすくなっています。様々な理由や目的で鯛めし作りに挑む方がいらっしゃると言えますが、結局のところ食欲から来るものが多いと言えるでしょう。