おもしろ科学実験の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

おもしろ科学実験を作ることの楽しさ
確かに最初はどのような道具がどのような効果をもたらすのかわからず手探り状態でしょうが、一度結果を知り、それがどういった経緯で起こったことなのか、それが何といった現象なのかを身を持って経験することで理解が深まります。それはつまり、他に応用がきくようになるということです。理解力や応用力というのは科学だけでなく化学でも必要になりますし、勿論他の教科にも使えます。それを鍛えるのにもおもしろ科学実験は必要ですし、何より物作りの楽しさを知ることが出来るというのは将来的にも重要な要素になりますから、それを若く飲み込みが早い段階で知るのは大切です。また身近にあるもので色んな実験が出来るということはあまり知る機会がないことです。普段何気なく使っていた物が意外な力を秘めていたり、想像もしていなかった効果を発揮したりと、その意外性を改めて感じるというのは想像以上に楽しいものです。一人ではなく大勢でそれを楽しめればそこに深い絆が生まれてきますし、情報の共有をすることで新しい実験をすることに前向きになります。おもしろ科学実験はやればやる程知識が深まり科学への興味が湧くものですから、可能な限り続けさせてあげ、子供の新しい才能の開花などに繋げてあげましょう。
おもしろ科学実験を作るのに用意する物
おもしろ化学実験には様々なものがありますが、その中でも表面張力に関するのものは不思議な体験をすることができ、子供たちにも人気がある実験の1つです。この実験は元々は宇宙における水玉実験からヒントを得て考え出された内容の実験で、その出発点としては、宇宙では宙に浮いた水が表面張力によって大きく丸くなるのに地球上ではごく少量の水の場合にだけその力がはたらくことにあります。そして、表面張力の様々なおもしろ科学実験を通してその仕組みを知ることが目的となっています。実験は身近にある簡単なもので行うことができ、どれも家庭で用意できるものばかりです。実験材料としては、ガラス板やステンレス板等などの平滑な面を持つもの、透明なガラスのコップ、水、鉄のゼムクリップ、太さ1mm程度のアルミニウムの針金、食器洗い用の洗剤、プラスチックのフィルム、つまようじ、水槽、料理にに使う持ち手付のアク取りなどの網しゃくし、はさみ、カッターナイフを用意します。もし、水槽が無い場合には底の深い洗い桶でも構わず、幅がが30cm以上のものを使用します。これらの材料を利用することによっておもしろ科学実験を手作り方法で行うことができ、子供たちは表面張力への理解を深めることができるようになります。
おもしろ科学実験の作り方の手順
おもしろ科学実験で、まず、最初に行うのが針金を用いた実験です。アルミニウムの針金を好きな形に作って、コップの水に浮かべてみます。この場合、その形は水に浮き、これは、水の表面にはたらく表面張力がアルミニウムの針金の重さを支えているからです。次に鉄のゼムクリップを浮かべ、そこに洗剤をたらしてみます。そうするとゼムクリップは沈みます。これは、洗剤の主成分が界面活性剤であるために表面張力を低下させ、そのために水はゼムクリップを支えられなくなり沈んでしまいます。次の実験は洗剤エンジンのボートを使用した内容です。プラスチックのシートを船の形に切り、できたボートの船尾につまようじで洗剤を少しつけ、水に浮かべてみます。そうするとボートが前に進んでいきます。これは、水面に浮かんでいるボートの後方の水は洗剤によって表面張力が弱くなるために水の分子のひっぱる力が弱くなり、その反面、前方の水は表面張力が強く分子の引っ張る力が強いために起きる現象です。例えばプラスチックのフィルムを渦巻きの形にして、同じようなことをした場合にはくるくると回り、とても面白い現象を起こします。次に水槽とプラスチックのコップ、手付の網による実験をします。まず、水槽に水を張り、コップを沈め、水中に沈めた金網の上にコップを逆さまにのせます。そしてコップに水を入れた状態でそのまま静かに金網とコップを持ちあげてみます。この場合コップの水はこぼれずに不思議な現象となります。これは金網の目に入った水が表面張力によって網目を埋めているためであり、子供たちには水が落ちないことに大きな興味を持つことになります。
おもしろ科学実験の作り方のまとめ
おもしろ科学実験は、家庭にある材料やホームセンター、100円ショップなどで購入出来るような単純な部品、簡単な手作り方法で作成出来るものが主流になっています。実験する内容によって使うものは多種多様ですが、その根本的な部分は変わりません。その作り方は至ってシンプルで、まさに小さな子供達が自分達で考えて動く為にはうってつけと言えるでしょう。例えば100円ショップで購入できるタワシと小型マッサージ機を使うことで勝手に動くタワシを作ったり出来ます。ただ単純にタワシの上にマッサージ機を取り付けただけなのですが、振動を利用して勝手に動くという科学の実験になっています。他にも、コップに水を入れてあみじゃくしを乗せ、手のひらでフタをし、そのままひっくり返しゆっくりとフタをしていた手のひらを離します。すると、あみじゃくしの網目から零れるはずの水が零れないのですが、これは表面張力で網目が水で埋められることと網目を埋めた水の面に大気圧がかかっていることが理由となっています。これもまた、簡単ながら科学の実験になっています。他にもまだまだ科学実験はありますが、いずれも簡単に出来るものが多く、身の回りで起こっているようなことが多い為、子供が興味を持つことが出来るようになっているのです。
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おもしろ科学実験は、その名前が示す通り科学の実験でありながら、面白い内容のものとなっています。この面白い、という部分が実は大変重要で、複雑な計算や操作の難しい機器などを使うのではなく身の回りにある簡単な道具を使い楽しみながら科学の実験を進めていくというものになっています。その為に小学生位の子どもから中学生、高校生とまだまだ勉強中の子ども達に科学の説明をしたりその内容などを説明しやすく、実験結果に興味を持たせることが出来るのです。これは勉強を教える側にとっては非常に有意義であり、ただただ黒板に文字や計算式を書いたり口頭で説明をしていくだけの授業では得られないものも多くあります。おもしろ科学実験は教える側と教わる側、双方が実験という一つの目的の為に一丸となる為の手段であり、同時に童心に帰り純粋に科学を楽しむことが出来るものなのです。教師と生徒、といった垣根を越えて一つになるというのはなかなかに難しく、どうしても壁が出来がちなのですがこれを取り払うことで同じ目線に立つことが出来ます。そして、どのような道具を使いどのような現象を利用するのかを頭で考え身体で感じることで科学とはどういうものなのかを改めて知る機会となり得るのです。