角松の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

角松の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

お正月には様々なアイテムを揃えなければなりませんが、その中でも神事にとって大切なアイテムが「角松」です。角松とは神様がそれぞれの家や場所に降りてくる際、依り神として目印となる大切なものです。角松飾る場所は、主に玄関先ですがその風土によって神棚の周辺であったり、床の間であったり、大黒柱にくくりつけるという場合がありそれぞれ違います。角松を飾る期間はたいてい年末から年始にかけてですが、しめ縄や正月飾りと同じく31日の一夜飾り、29日の「9」の語呂が苦しいと考えられることから避ける傾向にあります。したがって30日か29日以前から七草がゆを食べる頃までと言うことになります。角松は園芸店や生花店、植木屋さんなどで購入することが出来ますが、結構お値段の貼るものです。そのため、購入するのはそれなりの予算を組まなければなりません。飾る期間が10日程度と言う事もあり、二の足を踏まれる方も多いのではないでしょうか。それなら角松を手作りで作ってみるのもオススメです。簡単に作ることが出来ますが、材料費はかかります。しかし購入することを考えれば比較的安価で出来ます。また角松の基本的なスタイルさえ押さえておけば、デザインなども自分なりに工夫することが出来るので、かなり楽しい作業になります。

角松を作る事の楽しさ

角松を自分で手作りする楽しさは、その仕上がりにあります。生花店や植木屋さんなど専門的に角松を扱う方が作るものは、均整が取れており美しいものが多いでしょう。でもどの家にあるのも同じ、個性がないのも少し物足りない気がします。生花店や植木屋さんは一度の同じものを数十個作ることもあり、短時間で仕上げなければなりません。そのため同じような角松を作るということが考えられます。しかしオリジナルの角松を依頼すれば、それだけ費用が高くなります。オリジナルの角松を手に入れたければ、自分で手作りすることをオススメします。手間もそれほどかからず、簡単に作ることが出来るので初心者でも大丈夫です。竹を扱うお店に行けば、様々な竹を手に入れることが出来るので、必要な分だけ購入することが出来るうえ、加工せずに買うので加工料もかかりません。ハンパモノの竹を手に入れることが出来たなら、かなり安く手に入る可能性があります。簡単な作業なので子どもと一緒に作ることが出来ます。お手伝いしたい年頃の幼児期のお子様や、手先が器用になってくる小学生のお子様にも大人気の作業ですし角松作りは、手先を使う作業ですのでシルバー世代にも人気が高く、ご家族みんなで楽しむことが出来ます。

角松を作る際に用意する物

角松作りに必要なものは、缶(直径が約15㎝・高さが約20㎝程度のサイズ)・・・4つ、竹(缶の大きさに合う程度の幅、長さ)・・・大中小それぞれ2本ずつ、砂・・・缶に入れて使用するため2本分の量、藁・・・約300本程度、松・・・適量、縄・・・40m?50m程度、輪ゴム・・・2本?4本を用意します。竹は缶の高さが20㎝程度ですので、その2.5倍?3倍程度の長さがちょうどバランス良く配置できるサイズと言えます。缶の上からてっぺんまでが缶の長さの2倍程度が理想的で、残りは缶の中に埋込む分を計算しています。砂も倒れないように重さを持たせるために使用するので、必ずしも砂でなければならないと言うことはありません。砂が手に入らない場合は土でも構いません。使用済みの使っていない土などがあれば、それを代用すれば費用もかかりません。縄も黒い色タイプが良く映えてオススメですが、必ずしも黒でなければならないということはありません。バランスを考えて、自分で選んでも大丈夫です。用意する缶のうち2缶は制作過程で取り外すため、用意が難しいようなら2缶あれば出来ます。これでなければならないということはありませんので、柔軟に考えて必要な物を準備しましょう。

角松の作り方の手順

角松の簡単な作り方を見てみましょう。最初に缶を2缶上下にのせてセロテープで留めます。その缶に輪ゴムをはめておきましょう。わらを持ってその缶にはめた輪ゴムの間に差し込んでいきます。ぐるりと缶の回りに指し込んでいき、どこからみても完全に缶の模様が見えないようにしましょう。だいたい差し込み終れば、缶の上部から20㎝程度になるよう、わらを切りそろえます。次に縄を巻いていきます。縄の巻き方は重ね合わせた缶の上の一つに三つに分けて巻きます。バランス良く均等に巻いていきましょう。巻き方は一番上は三重、二番目は五重、三番目は七重にぐるりと巻きます。キレイに巻けたら二つにつなげた缶の下の方を外します。外したら、わらを外向きに折り曲げるように置きます。ちょうど正面から見るとL字型になります。ここまで出来たら作業も終盤です。上に飛び出た部分を編んでいきましょう。わらを10本程度持って編んでいきますが、右に置く角松は右方向に向くように編みます。左に置く角松は左に向くように編んでいくのが基本です。編み終わったら長く伸びた先を5㎝程度に切り落としましょう。土台が出来上がったら、飾り付けです。缶の中に砂を入れて(8分目)竹を飾りつけます。一番長い竹が後ろで段々になるように挿しましょう。回りに松をバランス良く挿せば、角松の完成です。

角松の作り方のまとめ

角松の簡単な作り方のうちでチェックするポイントをおさらいしましょう。土台の作り方で最初にセロテープで缶を固定するのですが、最後に下の方の缶は取り外すのでしっかり固定せずに外れない程度で大丈夫です。さらにわらを差し込む行程が終ってわらを切りそろえる時は、最終的にもう一度切りそろえるので適当で大丈夫です。縄の巻き方は、適当で大丈夫ですが結び目は固結び、また同じ場所に来るように揃えましょう。さらに作り方を進めていくと、縄を編む行程になりますが、編むのが難しく苦手な場合は缶の縁より少し高くして切りそろえるというやり方でも大丈夫です。飾り付けの段階で大切なのは、竹の挿し方でしょう。後ろが一番長く、中くらいが真ん中、小さいのが一番前ですが真ん中のサイズの竹は右に置く方は少し右寄りに、左に置く方には左よりに配置しましょう。様々な地方で作られている角松にはそれぞれの良さがあり、作り方にしてもこれが正解というものはなく、独自の進化を遂げています。あまり堅く考えずに、じぶんらしい物を作れることが手作りの醍醐味ですので、楽しく、また気持ちよく制作することが大切です。少しぐらい失敗しても個性として感じることが出来れば、手作りの醍醐味を味わうことが出来ます。

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