手芸フェルトの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

手芸フェルトを作ることの楽しさ
手芸フェルトは、手芸用品店などでも、材料をそろえることが可能です。フェルトというのは、羊毛を圧縮したもののことですが、手芸用品店では、圧縮してフェルト状になったものや、圧縮される前の羊毛の状態で販売されていることもあります。フェルト状になったもので作品作りに挑戦するのなら、例えば、小物入れなどを作る際には、フェルトを縫い合わせるために針と糸が必要になるかもしれません。しかし、小さな子供の場合には、手芸用ボンドなどを使って代用することも可能です。フェルトは丈夫な素材なので、いろいろな作品にチャレンジすることもできますし、作る人のアイディアによって、飾りものなどを作っても楽しいかもしれません。フェルトには、いろいろな色の種類があるので、それらを組み合わせて、絵のように楽しむこともできます。フェルトが他の布と異なる最大の点といえば、はさみなどで切ったとしても、切った端の処理をしなくても大丈夫なところでしょう。通常、布は、切ってしまうと、ほつれが生じてしまうため、縫うという工程が必要になってきますから、切り絵のように自由に工作という感じではないのですが、フェルトなら、そのままでも大丈夫なので便利です。
手芸フェルトを作るのに用意する物
手芸フェルトというのはフェルトを使って作る小物類のことであり、さまざまなものを作ることができます。手芸フェルトを作るときには、フェルトが必要になるので、手芸センターに買いに行くといいでしょう。 フェルトは非常にさまざまなカラーが存在しており、結構安めの金額で手に入れることができるのでたくさん用意しておくといいです。またどんなものを作るかで用意するものが異なるのですが、魚のフェルトぬいぐるみを作るときには、中に入れる中綿を購入しておきます。 これも手芸センターで購入することができるので、フェルト生地と一緒に購入するといいでしょう。その他にはフェルト生地を切るときに使うハサミと、針、糸などをも購入しておきます。 フェルト生地を縫うときには、ハンドミシンなどを持っておくと非常に手軽にフェルト生地を縫うことができるので、もしハンドミシンがあるならそれを用意します。ハンドミシン以外に通常のミシンがあるのならそれでも代用することができるのです。 デコレーション用の素材としてボタンやビーズなども使うことができるので、これらのものを使うのであれば同時に手に入れるようにしておきます。ボタンやビーズは100円ショップでも買うことができるのです。
手芸フェルトの作り方の手順
手芸フェルトの具体的な手作り方法は、作りたいものにより異なっているのです。まずフェルトボールというフェルトで作った玉を作るときには、500mlのペットボトルとこの中に水を入れて食器洗い用洗剤を2滴を加えます。 次にキャップ部分に穴を開けてフェルトを揉みほぐしましょう。そして手の中に収まるくらい小さいサイズにしたのなら、端っこを針で刺して解けないように止めます。 更に上からフェルト生地を巻きつけて、先ほど作った石鹸水出洗い全体に染みこむようにまんべんなくつけます。そして、ギュッと!絞って水をすべて取ったなら石鹸水を洗い流して、乾燥させると完成します。 フェルトの魚ぬいぐるみを作るときには、まず魚の形のフェルト生地を揃って、そのほかに背びれなども作っておきましょう。そして、フェルト生地をミシンやハンドミシンで縫い付けて中綿を入れるくらいの隙間を作り、そこから中綿を入れます。 中綿を入れたなら穴を塞いで、尾びれな目をつけてから魚の鱗部分は針と糸を使って縫い付けて作っていきましょう。魚の眼の部分はボンドなどを使い接着すると簡単につけることができます。 すべてのパーツをくっつけることができたら魚のフェルトぬいぐるみが完成します。
手芸フェルトの作り方のまとめ
もし、羊毛を使ってフェルトを作りたいと思った場合にも、気軽に楽しむことができます。子供でも、簡単に作ることができるので、親子で楽しむことも可能でしょう。その場合には、手芸用品店で、羊毛を購入します。そして、自宅にある食器用洗剤を準備します。お風呂場などで作ってもいいですし、水やお湯を使うので、濡れてもいいような場所にすることが大切です。まず、フェルト化したい羊毛を均一に並べます。見た目はふわふわしている羊毛も、お湯をかけるとあっという間に薄くなってしまうので、厚めに並べることがポイントです。そうしたら、そこに、洗剤を混ぜたお湯を、やさしくかけます。できれば、シャワーのように弱い水圧でかけると良いでしょう。次に、羊毛の表面をやさしくなでるようにしていきます。強い力を入れると、羊毛がよれてしまいますから、注意が必要です。それを続けて、次第に力をかけるようにしていきます。羊毛は、摩擦によって繊維がからまって、厚くなっていくので、同じ方向からではなく、いろいろな方向から力をかけるようにするのが大切です。フェルト化されたら、洗剤を落とすように水洗いをしていきます。仕上げには、柔軟剤を入れると良いかもしれません。
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自分の趣味を持つことは、毎日の生活にも楽しみが増えるので、とても良いことかもしれません。ですが、これまで、特に趣味といえるものを持っていなかった人にとっては、どこから初めて良いものか、意外と難しいものです。でも、手芸なら、いつでも手軽に始めることができるものが多いので、気軽にチャレンジしてみるのもおすすめです。ひとくちに手芸といっても、縫い物から編み物など、さまざまなジャンルがあります。その中のどんなジャンルに興味があるのかは、その人によっても異なりますから、あせらずに取り組んでみるのが良いでしょう。縫い物などは、すこし気が進まない場合や、小さい子供と一緒に手芸に挑戦したいというのなら、手芸フェルトがよいかもしれません。手芸フェルトは、針を使わなくても簡単に作ることもできますし、手作り方法も、子供にも理解しやすいものなので、夏休みの作品つくりの機会に挑戦してみるのもおすすめでしょう。自分の力で作品を作ることは、子供にとっても達成感を得ることにもつながりますし、自分の好きなように、オリジナルの作品を作ることができるので、手作りの楽しさを知ることにもなるでしょう。どんどん挑戦してみたいものです。