牛乳から生クリームの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

牛乳から生クリームを作ることの楽しさ
先ほど植物性油脂のクリームのお話を少ししましたが、料理に植物性油脂のクリームを使うとどうなるのでしょうか。植物性油脂のクリームは、泡立ててケーキの表面に塗ったり、お菓子のデコレーションをする目的に作られています。加熱して使うことは想定されていません。料理等に使って加熱すると、分離してしまいます。ですから値段が安いからといって料理用には使えないのです。 しかし、牛乳から作った生クリームでしたら、市販の生クリームよりも安価に出来るうえに、加熱することができます。牛乳から生クリームを作るメリットはまずそこにあります。 生クリームは常備していなくても、牛乳やバターは常備されている場合が多いので、牛乳から生クリームを作る方法を知れば、いつでも生クリームを使った料理を作ることができます。 ほんの少しの量から作ることができるので、料理に少量欲しいけど、1パック買ったら持て余してしまいそうな場合でも大丈夫です。牛乳から生クリームの手作り方法を覚えておけば、便利だと感じる場面は多いのです。ただ、牛乳から作る生クリームはバターを使用するので、バターの香りがします。 お菓子の生地に入れることはできません。また、ホイップすることもできないのでホイップクリームにしたいのであれば、生クリームを買いましょう。
牛乳から生クリームを作るのに用意する物
牛乳から生クリームに似たものを簡単に作ることができるといいます。 まず、用意するものは、牛乳とバターのみです。 生クリームというよりも、生クリームの代用品、と考えておくほうがいいですが、おいしいものが出来上がります。牛乳から生クリームを作ることができるのか、というとそれは少し違うのですが、牛乳と生クリームではそもそも作り方や成分が全然違うので、作ることはできないのです。 シチューの隠し味として生クリームを使いたい、というときや、クリームパスタに生クリームを入れたい、というときの代用品として、牛乳から生クリームを作ることは可能だと考えておくといいです。また、用意する牛乳は低脂肪のものよりも、普通の牛乳のほうがいいです。 手作り方法はシンプルなものなので、お子様と一緒に作ったり、お料理で足りないときにささっと用意することができるので、覚えておくといいです。用意するものも、たったふたつだけなので、冷蔵庫に大抵入っているものですぐに自分で手作りの生クリームの代用品を作ることができるので、うっかりと買い忘れていたときも助かります。 牛乳から生クリームのようなものを作ることができるので、思いついたらケーキをささっと作ることも可能です。
牛乳から生クリームの作り方の手順
牛乳3とバター1の割合で用意したものを、まずはバターを溶かして、それを牛乳に混ぜ合わせます。 牛乳を、鍋で温めて、それを沸騰させないように、70度以下に保つようにします。その牛乳に、バターを加えて、溶かしていきます。よく混ぜ合わせたら、出来上がりです。 たったこれだけの手順で簡単に牛乳から生クリームが出来上がるのです。 料理で使いたいときや、手作りケーキを作るときなどに、わざわざ生クリームを買ってくる、ということをしなくてもいいので便利です。生クリームと牛乳の違いは、牛乳は、牛の乳を飲みやすいように脂肪粒子を細かくしてから殺菌したものなので、成分を調整していないといいます。ただし、低脂肪牛乳は別です。 生クリームは、その牛乳を遠心分離させることで乳脂肪分を濃縮していって作った結果できるものだということです。ちなみにバターは、生クリームの乳脂肪をさらに分離させると出来上がります。 生クリームと同じものを家で作ろうとするのは無理ですが、似たものは牛乳とバターを用意するだけで作ることができます。混ぜるだけ、というとても簡単な方法で手作りの出来立てを食べることができるのです。 レシピも難しいものではないので、お子様でも簡単です。
牛乳から生クリームの作り方のまとめ
牛乳から生クリームを作るときの材料は、牛乳とバターです。牛乳3に対してバター4の割合を用意します。まず、牛乳を鍋に入れて火にかけます。牛乳は沸騰させてしまうと吹きこぼれますし、舌触りが悪くなります。ですから、沸騰させないように70度くらいの温度を保つように火加減を調整します。 牛乳が温まってきたら、バターを入れて溶かします。これで牛乳から作った生クリームの完成です。 出来立てのクリームはバターの香りがかなり強いと感じるかもしれませんが、料理に使う場合なら気にならなくなります。牛乳とバターの割合は変えてもかまいませんので、お好みの風味に調整して作ってください。これはあくまでも料理用の生クリームの代用品です。料理に使った場合の味は、よほど舌の鋭い方でない限り本物の生クリームと区別はつかないでしょう。 保存する時には密閉できる瓶に入れてください。瓶は熱湯でさっと洗うか煮沸消毒をして清潔な状態のものを用意してください。手作りさいた生クリームは日持ちしません。なるべく早く使い切ってしまってください。このクリームはあくまで代用品ですので、本物の生クリームを使ったほうが適切な場合は、本物の生クリームを使ってください。
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