巻物の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
巻物を作ることの楽しさ
そして巻物というのは購入することもできますが、自宅でも良く作られるものとなっています。具材はどんなものでもよく、ご飯と海苔があればすぐにできるので、難しく考えることなく気楽に行なえばいいのです。しかも具材の組み合わせによって、見た目に華やかさを演出できますので、ちょっとおかずの数が少ない時など、ごはんを巻物にすると豪華に感じられるのです。 そしておべんとうに利用されることも多く、酢飯にして、中の具を火の通ったものにすれば衛生面でも安全に食べることができます。日常のおべんとうというよりも、運動会や遠足などの特別な日に作ると喜ばれるはずです。そして好き嫌いの多い子供も、巻物の形になっていると手を伸ばしやすく、食べるきっかけとなってくれることがあります。それゆえおすすめとなっていて、気になっている方は試してみることをおすすめします。 またパーティーや宴席にも相応しく、事前にある程度の量を作り置きすることができますし、サービスの必要がなく勝手につまんでもらえるので、楽になります。しかも見た目の色鮮やかさがあるので、華やかさが演出されて、パーティーメニューに豪華さが出てきて、テンションが上がる効果があるのです。
巻物を作るのに用意する物
巻物は寿司の一種であり、巻き簾上の海苔に酢飯を広げて上に具を乗せて巻くという内容の日本の料理です。ただし、本格的な寿司屋以外の弁当屋などの店舗や家庭でも作られており、それだけ簡単な作り方が可能となっています。 巻物は18世紀の中頃に誕生して、18世紀の後半には一般化したと考えられています。つまり、それだけ短期間で浸透したということになります。ご飯の外に魚を巻く寿司をルーツとして、武士よりも町人の文化が優先された江戸時代の粋な遊び心により生み出された料理と言えます。つまり、それだけ自由ということであり、堅苦しいきまりよりも美味しさや手軽さが優先されています。 このように自由度が高いということが魅力の巻物は、地域により違いがあるのも特徴です。関西では具材を複数使用した太巻きが好まれ、江戸では具材をすっきりとまとめる細巻が重視されます。そして、この伝統は今日にまで引き継がれています。 このために、巻物を作る場合は、関西風と江戸風とでは異なった準備が必要となります。関西風の場合は、卵焼き・高野豆腐・かんぴょう・椎茸・きゅうり・三つ葉など複数の具材が必要となり、細巻きの場合は納豆やキュウリ、まぐろなど目的により違う材料を用意しなくてはなりません。
巻物の作り方の手順
巻物の手作り方法は、椎茸やかんぴょうを使用する場合は、これらは前日に炊いておくのがおすすめです。これにより、味が良くしみ込むとともに巻く際に冷ましておく必要がありません。作業の効率化を良くするというメリットが得られることになります。 まず準備するのは、炊きたてのご飯に寿司酢を合わせて入れてしゃもじで切る様に混ぜ合わせて作る酢飯です。寿司酢を自作する場合のレシピは、ご飯2合に対して米酢大匙1と小匙2、砂糖小匙2、塩小匙2分の1です。 酢飯をうちわでひと肌になるまで冷まし、これを巻きすに広げた海苔の上に載せます。そして、さらにこの上に好みの具も載せて手前から巻くという作業に進むのですが、あまり多くご飯を載せると上手くいかないので、海苔が少しすけて見える程度にとどめておくのが適当となります。 巻く際の注意点は、片手で巻きすを握って軽く手前に引きつつ、もう一方の手で奥の巻きすを握って奥へと引っ張る様にするということです。こうすることで全体が緩むことなく、しっかりと巻くことが出来ます。出来たものは乾いたまな板の上に置き、濡れぞうきんを用意して包丁で食べやすいサイズに切ったら完成です。包丁は、濡れ布巾で拭いて湿らせつつ切ると上手くいきます。
巻物の作り方のまとめ
それでは巻物の簡単な手作り方法になりますが、用意するのは酢飯、海苔、そして好きな具材になります。また調理器具としてはボウル、木べら、巻き簾があると便利です。 酢飯のレシピですが、寿司酢が米酢200㏄、砂糖130g、塩40gをアルミ以外のボウルに入れて良く混ぜていきます。そしてごはん3合に対して寿司酢100㏄を加えて混ぜたものが酢飯になります。混ぜる時にはご飯を切るようにして、少し冷めたらご飯が乾かないように濡れたサラシなどを置いておきます。 作り方としてはすべての巻物に共通していますが、海苔を光沢のない面を上にして巻き簾の手前に置きます。巻き簾は光沢のある面が表になっています。 手を少しぬらして、寿司ご飯を約100g手に取り、海苔の上部に1cmくらいのスペースを空けてご飯を置きます。 そのままゆっくりと粒を潰さないようにご飯を伸ばしていき、具をごはんの真ん中におき、ご飯の端と端が合わさる様に軽く巻いていきます。次に、のりしろが下になるように少し回転させ、親指と中指で側面、人差し指で上面を押さえ、形を整えます。 そして長い1本を半分に切って、さらに3等分にしていきます。これを皿に並べると巻物の完成になります。
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ハレの日のご馳走に、運動会やピクニックのおべんとうに欠かせないのが巻物です。巻物というと具材を芯にしてご飯で包んで海苔で巻いたもので、見た目が鮮やかで華やかさを演出してくれるものとなっています。それゆえ華やかな宴会の席にあると目を楽しませてくれるので、作ったことがある人も多いはずです。しかも事前に作っておけますし、並べておいて見目に美しい、しかもつまんで食べられる気楽さがあって、パーティーや宴席、おべんとうなどにぴったりとなってくるのです。また巻物には細巻、中巻、太巻と巻の大きさによって呼び方が変わってきますが、作り方に関しては基本的には同じとなっています。また特定の具材によっては独自の名前があって、キュウリを入れたものはかっぱ巻き、キュウリ漬けや沢庵漬けを使ったものを新香巻、まぐろの場合は鉄火巻と呼ばれています。また昔は寿司に使う具材が多かったのですが、近年、肉や野菜、アボカドなどを巻くことも増えてきています。特に定まったルールはなく、自分で好きな具材を巻いていけばいいだけで、そういった意味でこれからさらなる味の追求が期待されますし、今までなかった新しい組みあわせなども考えられるのです。