巾着の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
巾着を作ることの楽しさ
まず、はじめに頭の中で空想してデザインをすることを楽しみます。色は何色にしよう、柄は、ひもは1本か、2本か。そして想像したものを紙にかいてみて使い勝手などについても検討します。材料を買いに手芸店へ行くと数多くの生地が並んでいて、その中から自分が想像していたものに近い模様を探すのも良いし、やっぱりこれがいいと一目ぼれするような材料に出会えるのもまた楽しみです。そうやってたくさんの中から気に入った材料を使って、さっそく作り始めます。さて、ここではじめてどうやって作ったら良いのかということです。このサイズで作りたいけれど、生地はどの大きさで裁断すれば良いのか、縫う場所はどこか、しるしはどうやってつけて、ひもはどうやって通したら良いのか。どこから手をつけたら良いのかわからなくなってしまうかもしれません。しかし、悩む必要はありません。手芸店で手作り方法を書いてある無料のレシピをもらえたり、手順の載っている書籍やインターネットサイトも驚くほどたくさん存在しています。自分の気に入った方法を選んでまずは最初の一歩をふみ出すことが大切です。はじめてだと難しく感じる部分もあるでしょうが、ひとつひとつ乗り越えた先にはきっと満足のいく巾着袋ができあがっているでしょう。
巾着を作るのに用意する物
お弁当入れに、ちょっとした小物入れに、また浴衣を着た時のバッグ代わりに、巾着はあると便利なお役立ちアイテムの1つです。幼稚園に通っているお子さんがいるご家庭では、必須のアイテムと言ってもいいでしょう。そんな便利でかわいい巾着を、お家で手作りしてみませんか。 用意するものは簡単です。巾着用の布、ミシン、糸、針、これだけです。あとはチャコペーパーや寸法を測るものさしなど、通常の手芸道具があれば誰にでも簡単に巾着が作れます。ミシンが無いという方は手縫いでも大丈夫でしょう。 それからひもの部分を本体と同じ布ではなく、組みひもにするとかあるいはちょっと変わってレザーのひもにするとか、材料は自由に決められます。 巾着本体の布の大きさですが、柄に上下がある場合と、無い場合で少し違ってきます。簡単な、柄に上下の無い場合で見ていきましょう。縦が巾着の高さ+マチの幅×1/2+3.5cm、これを2倍にした長さ、横が巾着の幅+マチの幅+2cm、この寸法の布を1枚です。柄に上下の無い場合は下の面をわにして使うので、2枚裁つ必要はありません。あとはひも用の布ですが、これは長さを巾着の幅の2倍+20cmくらいを見ておけばいいでしょう。 裏地付き、裏地無し、固いしっかりとした布で、あるいは端切れで、時にはリバーシブルで、巾着の作り方は無限大です。基本の手作り方法を覚えて、自分の好みに合わせていろいろと遊んでみてください。
巾着の作り方の手順
今回は裏地無し、マチ付きの、柄に上下の無い基本の巾着の手作り方法を紹介しましょう。 まず最初に布地を寸法に合わせて裁断します。布の両端を端から1cmの所とさらにそこから2.5cmの所で折りこみ、アイロンをかけて癖づけしておきます。次に布の両わきにジグザグミシンをかけて、ほつれ防止をしてください。手縫いの方はブランケットステッチなどをすればいいでしょう。中心をわにして中表にたたみ、両端の上から7cmの部分までを残して、両わきをミシンで縫ってしまいます。 続けて、縫い残した部分をアイロンで割って、きれいに折りこんでください。それからひも通しの部分をコの字型に縫います。次に底の部分にマチを作るため、底を広げて両に三角形の形を作ります。その三角形部分の底辺が、マチ幅にしたい長さと同じなるような寸法のところにミシンをかけて、余分な布を切り取ります。 そこまできたら布を表側にして、最初にアイロンで折りこんでおいた袋口の部分を縫い、最後にひもを通して手作り巾着のできあがりです。ひもは1本でも2本でもかまいませんが、2本の場合はきつくならないよう寸法に注意しましょう。 小さな巾着でしたら、ミシンを使わず全て手縫いで作ることも簡単にできます。お気に入りのプリントを小粋な巾着に変身させて、浴衣姿のお供にしてみませんか。
巾着の作り方のまとめ
ここで、簡単な作り方を記載します。内布やマチがなく、ひも1本で絞るデザインの巾着袋が最初は作りやすいでしょう。例えば、出来上がりサイズが縦30センチ、横20センチの長方形であるものとしましょう。準備する生地のサイズは30センチに、袋の入れ口を10センチ程度たした40センチあれば大丈夫でしょう。市販されている生地の巾には規格がいろいろありますが、110センチ幅というのが手に入れやすいです。手芸店で110センチ巾の生地を40センチ買ってきます。ここで、縫製する前にいきなり裁断するのではなく、いったん水通しという作業をするのですが、バッグなどの小物の場合は割愛しても良いかもしれません。生地には目の方向というのがあります。この場合、40センチの方向を縦長の方向に設定します。横が21センチになるように生地を半分に折りアイロンをかけ、裁断します。半分に折った生地を開き、口部分を三つ折りにして、アイロンをかけておきます。三つ折りの巾はひもが通る寸法にします。三つ折りのクセをつけておいたらもう一度生地を開いて今度は中表に半分にたたみます。袋の出来上がりサイズからあけ口分を縫い止まりにし、底と脇をL字型に続けて縫います。縫い代は1センチです。ジグザグミシンで縫い代の始末をしたら、次にアイロンでクセをつけた三つ折り部分のはじを縫います。最後にひもを通したら出来上がりです。簡単な説明ですが、一度やってみて自分なりのやりやすい方法を見つけると良いです。
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巾着袋は袋の入れ口をひもでぎゅっと絞って閉じる構造のバッグです。バッグの中で行方不明になってしまう小さな物、とりあえずどこに入れておいたら良いか困ったときに手軽に収納できます。元祖、バッグインバッグとでも言ったら良いでしょうか。巾着袋は袋の入れ口をひもでぎゅっと絞って閉じるシンプルな構造をしています。お弁当袋、シューズバッグ、コップ入れなどでも良く見かけるデザインです。ひも1本を片側で引っぱって口を閉じるか、ひも2本で両側を引っぱって口を閉じるか。底にマチをつけるか、内袋をつけるかどうかなどでシンプルな巾着袋といっても豊富なバリエーションを持たせることができます。市販品も数多く販売されていますが、自分の好きな生地やひもを準備して手作りすれば、世界でたった一つしかないオリジナル巾着袋の出来上がりです。例えば、今つかっているお弁当箱のサイズぴったりに合わせて、袋のなかでお弁当箱がガタつかないようにできるなどの対策は手作りすることでも解消できます。お弁当袋と同じ模様で水筒やペットボトル用のものを作ってみたり、いろいろな模様で数種類作って毎日変えたり、お友達にプレゼントしてみたりすることも楽しそうです。安価で簡単にできるハンドメイド初心者にもぴったりの手作り品といえます。