大きな塩の結晶の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
大きな塩の結晶を作ることの楽しさ
大きな塩の結晶は完成までに日数はかかりますが用意する材料が少なく手順も明快で簡単なので、楽に見た目が綺麗な結晶体が作れるといった点が、楽しさとして伝わるといった特色があります。手作り方法が難しく材料費がかかるような結晶体を作ろうにも乗り気がしないといった方やお子さんでも、大きな塩の結晶なら気楽に楽しみながら作れるといったメリットがあるのです。 一般的な自宅で簡単に作れてしまうといった点も大きなメリットであると言えます。理科の実験は内容によっては専門的な設備が整っている場所で行わなければ危険が伴うという場合もありえますが、大きな塩の結晶は例え失敗したとしても人体や環境に害が無く、特別な設備も必要としていないことも気を抜いて楽に製作に取り掛かれる要因となっているのです。 そして少しずつ大きな塩の結晶が完成していく過程のワクワク感や、完成したときの満足感などは、実際に作ってみて初めて得られる特別な感情だと言えるでしょう。物作りに興味を示せないといった思春期のお子さんでも、完成した段階でのえもいわれぬ達成感には心を動かされることでしょう。材料費がとにかく安く済むといった点も、重要なメリットであると言えます。
大きな塩の結晶を作るのに用意する物
塩の結晶は食塩しか見たことのない人にとっては小さなものであるという印象があるものでしょう。しかし実際には岩塩というものが存在している様に結晶は大きく育てることが出来るという特徴を持っています。その様な大きな塩の結晶を作るためにはいくつかの方法がありますが、一般家庭で個人的に作るのであれば十分な量の塩と水と時間があれば作成は可能であると言えます。塩は食塩でも何でも問題ありません。水も水道水で問題ないでしょう。時間に関しては長ければ長いほど大きな結晶を作ることが出来ますので時間の許す限り大きな結晶を目指してみるのも良いでしょう。 これらの素材の他に用意すべきは水を注いでためておく容器があります。容器自体は何でも構いませんが、結晶の成長過程を見たいのであれば透明な容器を用意するのが良いでしょう。用意した素材はその器の中で、混ぜ合わせて結晶を大きくする為に利用しますので、容器の大きさで結晶の成長上限も決まってきます。その点も考慮して容器のサイズを決めると良いでしょう。水には食塩を可能な限り溶かしこんでも溶けないという限界点まで持っていく必要があります。その様な食塩水を飽和食塩水と言い、大きな結晶を作るための素材になります。
大きな塩の結晶の作り方の手順
大きな塩の結晶を作る場合にはいくつかの材料を用意する必要がありますが、特別なものはありません。そのため手順さえ理解しておけば手作り方法それ自体はそれほど難しいものではないと言えるでしょう。まず最初に作るのは何らかの器の中に飽和食塩水を作るというところから始めます。飽和食塩水というものはそれ以上塩が溶けないという限界点を迎えた食塩水のことであり、底に塩が少し溶け残るくらいでちょうど良いと言えるでしょう。 そんな飽和食塩水の中に糸で結んだ塩の結晶をつるすことで準備完了です。糸でつるすためにはそれなりの大きさになっていないと難しいと言えますが、丁度良い塩の結晶がない場合には飽和食塩水の中に塩を入れて日向に置いておくなどの対応をしましょう。水分が少し飛ぶと余分な水分を失った飽和食塩水は塩の結晶になりますので小さな粒を大きく成長させることが出来るでしょう。その塩をタネにして飽和食塩水の中につるすのが大きな塩の結晶を簡単に作るための手順になります。この時に使う食塩水が飽和食塩水であることはとても重要です。もし塩が溶ける余地が残っていると、つるした塩が溶けて落ちてしまいます。その様なことがない様に十分な塩を溶かし込みましょう。
大きな塩の結晶の作り方のまとめ
大きな塩の結晶の作り方は、ガラスの中身が透けて見えるコップに100mlの水を入れる、計量スプーンで言うところの大さじ2杯半分に相当する約40gの塩もコップに入れる、塩をよくかきまぜて濃い塩水を作る、出来上がった塩水をお皿に入れて日なたに置く、太陽光によって水分が蒸発するので太陽熱を利用して小さな塩の結晶を作る、小さな塩の結晶の中からサイコロの形をした大きめの結晶を選ぶ、選んだ大き目の結晶を接着剤で釣糸の先に付ける、コップかビーカーで再度濃い目の塩水を作りサイコロ状の結晶を下に付かないように垂らす、再び日あたりのいい所に置き放置する、3週間から1ヶ月ほどそのまま放置しておきサイズが大きくなったところを取り出すといった流れになります。 結晶は基本的にサイコロ状のものが最も簡単で楽に作れますが、球状やピラミッド状のものも作れるため、一風変わった大きな塩の結晶を作りたいなら小さな塩の結晶の中から大きめの結晶を選ぶ段階で、特殊な形をしているものを選んでみてください。 また小さな埃が入ってしまうと大きな塩の結晶を作ることが難しくなってしまいますので、コップやビーカーには可能なようなら蓋をしておくことが好ましいと言えるでしょう。
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子供の夏休みの自由研究のテーマであったり、大人も楽しめる理科実験の一種として試しに作られることが多いのが大きな塩の結晶であると言えます。サイズが大きなものなら5mmを超えるような立派で綺麗なものが出来上がりますので、完成したものを透明なコップなどに入れてインテリアの一部として活用する目的で、大きな塩の結晶を作るといった方もいらっしゃいます。小さな子供でも大してお金をかけずに作れるといった理由から、子供に科学の分野に興味を持ってもらいたい親御さんが家庭実験の題材としても選ばれるという特徴があり、実際に小さな頃に大きな塩の結晶を作ってみたという子供も今の時代少なからず存在しているのです。とはいえ大きな塩の結晶を作る理由として最も多いのが学校の課題や宿題であると言えるでしょう。時間はかかれど放置しておけば完成するといった簡単さから失敗の少ない課題として学校側が捉えていることから、中学生の夏休みに理科の宿題として製作を命じられることが多くなっています。科学関連のイベントでも大きな塩の結晶が作れるということを実物と共に伝えることはありますが、即日で作れるということが無いためこちらは説明のみに収支している場合が多くなっていると言えるでしょう。