しば漬けの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

しば漬けを作ることの楽しさ
しば漬けの作り方としては、塩で漬けるものと酢漬けの方法があります。用意する材料は、野菜はナス、キュウリ、ミョウガ、ショウガと、しば漬けの鮮やかな発色のための赤紫蘇です。野菜は比較的簡単に手に入れることができますが、赤紫蘇はスーパーなどではあまり売られていませんし、シーズン中以外は出回ることがないため、酢を使った作り方の場合には青紫蘇と赤梅酢で代用することができます。 手作り方法としては、酢を使わない方法では、野菜と紫蘇を塩漬けするだけで作ることができます。本来のしば漬けはナスのみで、キュウリやミョウガなどを入れる場合には、やや管理が難しくなります。なお、紫蘇に関しては事前に紫蘇を塩と一緒に揉み込んでアクをとっておく必要があります。また基本的には塩漬けで、2%から10%程度の塩を使います。漬けっぱなしでもしば漬けを作ることができますが、野菜のアクが出るため、一度、塩によって上がった野菜の水を捨てて、4%から5%程度の塩水を足すとアクの少ない漬物を作ることができます。 一方で、酢を使った方法では、野菜を2%程度の塩で下漬けした上で本漬けにします。本漬けでも同様に塩を野菜の2%使い、紫蘇と一緒に漬け込みます。このさいにみりんや酢を適量加えます。またしば漬けの素も売られており、浅漬の要領で簡単に作ることができます。
しば漬けを作るのに用意する物
スーパーなどでも漬物売り場にはたくさんの品物が並んでいますが、しば漬けも定番の漬物です。渋みのある紅色が美しいさっぱりとした味わいは、幾らでもご飯が食べられそうなぐらいです。自家製にしたいと思えば手作り方法をよく見て作業すれば問題なく出来上がります。 元々はしば漬けは夏頃から秋にかけて出回るものでした。作り方自体も乳酸発酵をさせて作る漬物だったのですが、今の主流は調味液につけて作るタイプが多くなりました。こちらの作り方であればもっと気軽にしば漬けを作ることが出来ますので、材料を集めて作ってみましょう。 必要なものはなすや胡瓜、みょうがや生姜です。この野菜は夏頃に出回るので、安く新鮮に美味しいものが手に入りますから、スーパーなどのお店を歩き回って探してみて下さい。調味料は下漬けする時の塩、そして本漬けをする時の赤紫蘇や酢などになります。 漬物もたくさん市販されていますが、やはり手作りするとそれだけ安心して食べる事ができます。調味料を用意してそこに漬け込むだけなので簡単にしば漬けも出来てしまいます。夏の間に多めに作っておいて、ゆっくりと食べていきましょう。ご飯を食べる時間がもっと楽しみになります。
しば漬けの作り方の手順
しば漬けは夏野菜をメインに使いますので、八百屋さんなども回ってなるべく新鮮なナスや胡瓜などを手に入れてきてください。漬物とは言え、その方がもっと美味しくなるからです。ナスは漬けると縮むので大きめに切って、胡瓜は縦半分ほどの薄切りにします。みょうがも縦に1/4にし、生姜は皮をむいてから太目の千切りにしましょう。 全部野菜を切り終えたら、ボウルなどを使って混ぜ合わせてから、塩を振ってまた混ぜます。よく見かける漬物用の器具があればそれを使うと作業もやりやすいです。なければ野菜の重さより2倍ほど重いものをのせておきましょう。半日ほどで水が出てきたら、次の工程に移ります。 しば漬けならではの色を感じられる本漬けです。赤紫蘇を使って漬けていく時には、紫蘇にも塩をかけて揉み込んで絞ってから、この紫蘇にみりんと酢を合わせて漬けていきます。気をつけておきたいのは、下漬けした野菜も絞っておく事です。引き上げてそのまま漬けていくと、野菜の水分が残っているのでぼやけた味のしば漬けになってしまいます。赤紫蘇や野菜類を一緒に混ぜ合わせてから重しをして、冷蔵庫に保管しておきます。大体2~3日ぐらいで食べごろになりますから、食べる時は必要な分を取って水分を絞ってから食べて下さい。醤油を一たらしして、さっぱりとしたお茶漬けも本当に美味しいです。
しば漬けの作り方のまとめ
しば漬けといっても、実際に作るとなるとさまざまな方法がありますが、基本的にはナスと赤紫蘇が入っていることがその条件と言えます。 特に紫蘇は風味を良くし爽やかな感じに仕上がるため重要な材料です。しかし、材料として手に入れることが難しいのが赤紫蘇で、青紫蘇などとは異なりシーズン中以外には販売されていないものです。このため、赤紫蘇の出回るシーズンがしば漬けのシーズンとも言え、また本来の本格的なものを作る場合には、赤紫蘇を手に入れることが重要なポイントになります。赤紫蘇は比較的栽培が簡単でプランターでも作ることができます。 また赤紫蘇は梅を作るさいにも広く利用されているので、そのさいに作られる副産物の梅酢を使ってしば漬けを作ることができます。梅酢を使うことで、梅の風味も加わり仕上がりを良くしてくれるメリットがありますし、またしば漬けの素なども販売されており、赤紫蘇を手に入りにくいシーズンでも作ることができます。 一方で、ナスのほかにキュウリを入れる理由としては、その食感の良さがあり、またミョウガやショウガを入れることで風味が一層増すためナスだけのしば漬けに比べて飽きが来ないしば漬けにすることができます。
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しば漬けは、京都の伝統的な漬物のひとつであり、また比較的作るのが簡単な漬物で家庭でも作ることができます。特に夏野菜の茄子やキュウリを使用するため、夏場に盛んに作られます。漬物の味としてはやや酸味の強い漬物で、ご飯のおかずや弁当の付け合せとしても使われています。昔はローカルな漬物のひとつでしたが、パック詰めの漬物が販売されるようになった1980年代以降は、全国のスーパーなどで気軽に購入することができ、代表的な漬物の名称となっています。しば漬けの特徴としては、紫蘇を入れることにより赤紫色の鮮やかな色をしており、見た目にも美しい特徴があります。なお、もともとは茄子のみでしたが、現在はキュウリや茗荷を入れたものが一般的で、また古くからの製法では、塩漬けと乳酸菌による発酵によって作るものですが、簡単に作る場合には酢を利用して作ることになります。家庭でしば漬けを作る場合には、塩漬けと酢漬けの両方が行なえますが、塩漬けは熟成までに1年近く掛かるため、気軽に作るのは不向きで、もっぱら酢を使った方法で作られます。なお、本来の製法で作られたものは生しば漬けなどの名称で売られており、酢漬けのものと区別して販売されています。