そばがきの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

そばがきを作ることの楽しさ
そばがきに使われているそばには栄養素がたっぷり含まれています。ビタミンB1は疲労回復効果や糖質をエネルギーに変える役割がありますし、ビタミンB2は免疫力を上げ、肌や爪、髪などの発育をサポートします。パントテン酸は疲労回復と炎症を和らげる効果があります。そばにはこのパントテン酸が白米の3倍以上も含まれているのです。しかも良質のタンパク質をとることができ、カリウムやカルシウム、鉄や亜鉛など多くのミネラルも含んでいます。しかも低カロリーなのでダイエット中にも食べて栄養をたっぷりととることができます。さらにルチンというポリフェノールが含まれているので老化の原因となる活性酸素を除去してくれますから美肌などのアンチエイジングやガンや動脈硬化の予防などにも役立ちます。糖尿病の方にもよく勧められるのが十割そばですが、そばがきもそば粉と水もしくはお湯しか使われていない100%そば粉でできているものなので健康にも良い効果を期待できるのです。そばがきはそのまま食べてもいいですし、揚げて揚げそばがきとして食べてみるのも良いでしょう。また薬味なども好みで選べますので、そばの風味をしっかりと味わいながら食すことができます。
そばがきを作るのに用意する物
蕎麦好きの方でお酒を飲まれる方は、蕎麦屋でお酒を頼む時にそばがきを注文される方も多いのでは無いでしょうか。最近ではそばがきというと、オシャレな食べ物と思っている方も多いと聞いて驚いた方も多いでしょう。しかし団塊の世代の方のお話を聞くと、そばがきは子供の頃におやつにそばがきを作ったという方も多いそうです。基本的に子供のおやつですから、作りやすい物なのです。ですからそばがきは、簡単に作る事ができる物なのです。最近のレシピサイトを見るとそばがきを工夫されており、だし汁などをそばがきに入れられています。しかし基本的に昔ながらの物は、材料はそば粉と水だけなのです。それを雪平鍋で加熱しつつ練っていくという作業をするだけなのです。鍋も、雪平鍋で無くても小さめで浅い物ならどんな物でも大丈夫です。慣れている方は、箸を3膳ほど纏めて持って練っていくのがベーシックな方法になります。しかし、練る作業は比較的力が必要ですのでヘラなどで練っていく方が簡単な方法です。大きめのヘラでなく、小さめのシリコンヘラが最もお勧めです。まずは、材料と浅めの鍋、小さめのヘラをご用意ください。これで、そばがきを作る用意ができました。
そばがきの作り方の手順
では、そばがきの手作り方法をご紹介して行きます。用意して戴きたいのは、水を180cc、100%そば粉を100gです。浅めの鍋に、180ccの水を入れて沸騰させます。そば粉は、あまり固まる事はありませんが軽く固まっている場所が無いかチェックしておきます。沸騰したところで、火を弱火にしてからそば粉を数回に分けて入れて行きます。分量が正しい場合でも、一気に規定量を入れてしまうと変に固まってしまいます。結果、固い部分と柔らかい部分が出来ます。これを解消するために練るのは、かなり大変になってきます。鍋全体にそば粉を振り入れるというイメージが一番失敗の無い粉の入れ方です。入れましたら、ヘラで混ぜていきます。底からしっかりとこそぎ取る様に混ぜてください。数回に分けて入れて行きますと、徐々に固まる為失敗がありません。全ての粉を入れきった所で、最後の粉が熱で固まったのを確認して火から下ろします。濡れフキンなどを敷いた上で、中に空気を混ぜ込む様に練っていきます。ふんわりと、ひとかたまりになったら皿などに移して形を整えてできあがりです。空気を入れる様な形で練っていかないと、ただの糊みたいになりますので注意が必要です。以上、簡単そばがきの作り方でした。
そばがきの作り方のまとめ
そばがきの手作り方法はいたってシンプルです。お湯で作る場合はお湯が1、そば粉が1の割合で作ります。70度から80度のお湯をそば粉が入っている鍋に入れて泡だて器などを使ってダマにならないように混ぜ合わせます。ダマがなくなったら強火にかけながら濡らしたすりこぎで勢いよくかき混ぜ、もちもちとした感じに仕上がれば出来上がりです。そばがきを集めて熱通しをしてなめらかさを出し、取り出します。お碗のお湯に浮かべて完成です。水で作る場合は水が2、そば粉が1の割合で作ります。鍋にまず半分量の水を入れてからそば粉を入れ、残りの水を入れながら泡だて器でダマにならないように混ぜ合わせます。中火にかけて濡らしたすりこぎなどでかき混ぜます。全体的にまとまってきたら少し柔らかいと感じるところで火からおろし、鍋の余熱で勢いよくかき混ぜながらねばりを十分に出します。出来上がったそばがきを茶巾などで包んで鍋に沸かした熱湯で1分から2分ほど湯通しをしてから器に入れてお湯を注ぎます。そばの風味をより楽しみたいという方には水で作ることがオススメです。食べる時は濃いめのそばつゆか本がえしで、ねぎやおかか、のり、おろしわさびやおろし大根などを薬味として食べます。また甘味としてこしあんやみたらし、ごまだれなどをかけて食べるのもおいしいです。その場合は一口大に丸めましょう。
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そばは5世紀にはすでに食べられていたという記録が残っていますが、そばがきはそれよりもっと後の鎌倉時代になった頃に石臼が普及し始めてから拡まったと考えられています。そして江戸時代半ば頃まではそばよりもこのそばがきのほうがよく食べられていました。しかしそばを切って食べるという調理方法が考案されたのはなんと戦国時代のことでした。それが本格的に庶民の間に拡がり始めたのは江戸時代半ば以降だったというわけです。しかしそばを切って食べるという方法を禁止している農村も少なくなく、村の決まりとして守られており、切ってあるそばではなく、ずっとそばがきを食べている村もありました。当時はごはんの代わりにも食べられており、そのまま食べるのではなく雑穀や根菜を混ぜてあったり、鍋の具として使われたりもしていました。現代では酒の肴やおやつとして食べられたりしていますが、当時は軽く食べるのではなく食事としてボリュームのあるものにして食べていたのです。そばがきは作り方もそば切りに比べると簡単でさっと作れるものだったこともあり、忙しい人たちには特に愛されていた食べ物だといわれています。またそばがきには2種類あり、碗がきと鍋がきです。