手作り楽器の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

手作り楽器を作ることの楽しさ
手作り楽器のメリットとしては、自然の素材や日用品を用いることで、自然にやさしくエコな遊びで、かつクリエイティブということです。例えば、手作りのマラカスを作る場合、ヤクルトなどプラスチック製の空きびんを2つ用意し、どんぐりや椎の実を入れて、口をテープで塞げば完成します。もちろんヤクルトに限らず、何かの空き箱でもペットボトルでも構いません。再利用して遊びにつなげることにより、クリエイティブな楽しみはもちろん、同時にエコの大切さを伝えることもできます。 また、さまざまな講座やカルチャー教室で手作り方法を簡単に教えることができ、材料調達も容易であることから、作る楽しさを伝える喜びもあります。竹とんぼなどの竹細工などと同様、世代を超えて得られる楽しさは、他には代え難いものです。 また、当然ながら作りにこだわったり、作り終わったらみんなで音を出したり、大勢でアンサンブルしたり、と作ったあとも楽しめる点もメリットのひとつです。基本的に比較的手作り楽器でお手軽なものは打楽器が多いため、旋律のでるリード楽器や伴奏楽器と比べなじみやすい打楽器という性質を活かして、音を出す喜びにつなげることができるなど、教育上でもさまざまなメリットがあります。
手作り楽器を作るのに用意する物
手作り楽器には様々な種類があり、それは、ペットボトル等を利用したマラカスや塩ビパイプを利用した笛など、身近なものを利用して作ることができるのもが多くあります。楽器のなかでも多くの人に知られているものに弦楽器があり、中でもギターやウクレレは馴染み深い楽器となっています。手作り楽器を簡単に作るには身近な材料を利用できることが第一条件となりますが、特にウクレレは弦の張力を考えた場合には制作をする上においても適した楽器となります。用意するものとしては、まず、お菓子などの蓋つきの金属製の空き箱が必要となります。実際のウクレレはボディーも小さく、合わせやすい大きさとなっていますが、箱は小ぶりのものでも構わず、できれば5cm程度の厚みがあれば弾きやすい楽器に仕上ることができます。次にネックとなる部材を用意します。ネックはベニヤでも木材でも構わず、できるだけ強度のあるものを用意します。厚みは厚い方が弦の張力による反りかえりを防ぐことができます。他にはネックを止めるネジ8本とナット12個、糸巻となるアイボルト4本、フレットにする太さ2ミリ程度の針金が必要になります。弦としては釣り糸などを利用することもできますが、太さの選定には難しいものがあり、この場合にはウクレレ用の4本弦を用意した方が張る順序も分かり易くなります。道具としては、ネックを型取る糸のこぎり、カッター、ドリルとキリ、サンドペーパー、小刀、平がたヤスリ、棒形ヤスリ、トタンハサミなどの金属をカットする道具が必要となります。
手作り楽器の作り方の手順
手作り楽器の1つでもあるウクレレは小さな楽器であり、材料を揃えることにより簡単に作ることができます。段ボールでボディを作ったりする場合もありますが、弦楽器の場合にはナイロン弦でも強い張力が発生するためにネックの固定は丈夫にしておく必要があります。手作り方法でウクレレを作るには、まず、金属の蓋に穴を開けます。大きさは適当でよく、好きな形でも問題はありませんが、後方かネックくる部分の上部や下部に開けるようにします。ドリルで穴を開けたらばトタンハサミでカットしていき、その場合に円形の場合には数ヶ所穴をあけそれを花状に開いていくことによって開けることができます。余った部分はカットしても内側に曲げても構わず、ケガには十分に注意をします。次にネックの削り出しを行います。この場合板の長さと幅を決めてカットしますが、できるだけ現物のウクレレに近い寸法とし、チューニングが合いやすい長さにします。次に金属の蓋に留めていきますが、ここでのポイントはヘッド側のボルトはナット1個を使ってしっかりと締め付け、後方の部分はダブルナットにしてボルトとネックの間を開けておくことです。そうすることによってこの部分に弦を取りつけることができるようになります。ネックの取付が完了したらアイボルトをヘッドの部分に各弦との間隔が等間隔になるように取付けます。そして、ボディー側のブリッジにはその上に弦が来るために少し高い木製のものをビス止めして取り付けます。フレットに関してもおおよそのピッチは現物に合わせるようにし、ネックの裏側を棒状ヤスリで溝をつくり縛り付けた針金が手のひらに当たらないようにします。そして最後にボディーに蓋をし、廻りにビニールテープを張って完成となり、弦を張ってからチューニングを行います。
手作り楽器の作り方のまとめ
手作り楽器にチャレンジする際、まずは手頃なものからチャレンジしていきましょう。良ければお子さんと一緒に挑戦してみてください。 簡単なものに、マラカスがあります。用意するのはヤクルトなどプラスチックの空き瓶2つ、テープ、どんぐりや椎の実だけです。入れる量を調節したり、あずきや豆など大きさや硬さの違うものを入れることにより、音が変わるため、色々試してみて下さい。また、空き瓶ひとつにふたをして、中身に砂を入れればシェイカーにもなります。空き瓶に色づけをしたり、和紙を貼付けたりすることによって、見た目もかわいくなるため、ぜひ試してみてください。 次にクイーカです。用意するのは、竹ひごと紙コップ、キリと接着剤とどんぐり、布テープです。紙コップの底の中心とどんぐりの側面にキリで穴を開けます。竹ひごの先端にどんぐりを接着し、竹ひごの何もついてない側をコップの口から底の穴に通して、どんぐりがコップの中に来たら底の外側を布テープで留めて竹ひごがコップから外れないようにしたら完成です。あとは、片手でコップをもち、濡れタオルで竹ひごをこすったら音が出ます。ラテン音楽で出てくる楽器で、人の声のような、鳥のような声が出ます。親子で、ご家族でぜひ手作り楽器にチャレンジしてみてください。
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身の回りにあるものや不用品を利用したりといった風に、環境にやさしくお手軽に作れるものの中に、手作り楽器があります。マラカスやシェイカー・草笛といった非常に簡単に作ることができるものから、クイーカやギロなど少しの材料と工具を揃えれば比較的簡単に作ることができるもの、木材を調達してしっかりした設計を行うことにより、本格的に使えるものが作れるカホンまで、非常に幅広いです。手作り楽器を作る理由や目的としては、まずはものを作る喜び得ることができます。特に子供さんは図画工作の時間では補えない、創作する喜びを知ってもらう良い方法ではないでしょうか。また、楽器という特性上、手軽に作れることで、交流が図れます。音を鳴らす、みんなで鳴らす、音を合わせる、身体を動かす、という一連の動作によって、たくさんの人と交流できたり、さまざまな表情を得ることができます。そして、楽器の仕組みを知ったり、楽器の音の鳴る構造を知ることができます。外側の作りが丸みを帯びているのは、響きを作るためだったのか、といった発見があったり、長さや大きさ・形を工夫することによって音程や音量が変わったり響き方が変わったり、など試行錯誤を通して結果を作っていく課程を楽しむことができます。