はちみつ梅干しの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
はちみつ梅干しを作ることの楽しさ
家庭で梅干しを作る際、最も難しいことはカビの発生や悪くなるのを抑えることです。 そのためどうしても塩の量を増やし、塩分の高い梅干しを作ることになってしまいます。 それはそれで美味しいのですが、はちみつ梅干しにおいては、はちみつをたっぷり使うことで、はちみつの持つ抗菌作用や糖分により、塩分を減らすことが可能になります。 またその分甘味も増し、お子様や酸味の苦手な方も美味しく梅干しを食べることが出来ます。 そして梅干しは漬物の1種であり、出来上がりまで多少時間が掛かります。 定期的に確認し、工程もいくつかあります。 ですがその出来上がりまでの工程の中で、徐々に梅干しに近づいていくことがとても楽しくなっていきます。手をかけて作れば作るほど、出来上がりを食したときの感動が大きくなります。 それを味わえることが、手作りの醍醐味であると言えます。 また梅干しを作る際、着色用に赤しそをいれる場合があります。 その赤しそは天日干しし、完全に乾いたら粉末状にします。 するとふりかけの1種であるゆかりが出来上がります。 これは手作りで得られる副産物です。 自分好みの梅干しと、美味しい副産物を味わえる手作りは、非常に経済的でも あると言えます。
はちみつ梅干しを作るのに用意する物
はちみつ梅干しは、甘くて疲れたときに一粒食べるだけで気持ちがなごみおいしい食べ物です。はちみつ梅干しは家で簡単に作ることができるので、常備しておくためにも手づくりするのがおすすめです。はちみつ梅干しを作る際に必要なものは、南高梅と塩、はちみつ、焼酎、そして分厚めにビニール袋だけです。はちみつ梅干しは肉厚で果肉を食べるのがおいしいので、南高梅は大き目のものを選ぶのがいいでしょう。お店で取り扱っているのは、ほとんどが南高梅になりますが、南高梅は品質が良くて梅干しを漬けるのに向いています。梅干しは長期間保存することができるように、塩を入れる必要があります。健康のために減塩を心がけたいですが、塩を減らしすぎるとカビが発生しやすくなるので、自宅ではちみつ梅干しを漬けるときは、最低でも7%以上になるように塩分を調節するといいでしょう。そしてはちみつは純度100%のものを用意します。はちみつはそのものでは甘く感じますが、梅干しと塩に混ぜると、甘さが控えめになるので大めにいれていいでしょう。焼酎は、梅干しを長期間保存しても腐らないように消毒を目的として使います。焼酎がなければ、醸造アルコールや果実酒でも代用が可能です。
はちみつ梅干しの作り方の手順
はちみつ梅干しの手作り方法はとても簡単です。火などを使わないので、小さなお子さんにお手伝いしてもらうこともできます。まずは、梅の表面に付着した汚れを水でよく洗い流し、汚れがたまりやすいヘタの部分を竹串などで取り除きます。きれいに洗ったら焼酎にくぐらせてから、キッチンペーパーで水気を拭き取り乾燥させます。分厚めのビニール袋を準備し、その中に焼酎を入れて消毒します。ビニール袋は年月がたつと劣化しやすいですから、二重重ねにするといいでしょう。その他に、タッパーや瓶付けにする場合にも、焼酎で消毒を行います。消毒が終わったら、梅と塩を入れて馴染ませます。袋と閉じて空気が入らないように密封し、冷暗所で保管します。その際に、漬けもの石などの重石をするとより梅と塩が馴染みやすくなります。3日くらいたったら、梅酢が出てくるので、その中にはちみつを入れて、再び保管します。梅雨明けしたカラっとした天気の良い日に梅を取り出して干します。朝晩梅をひっくり返して3日ほど干せば、出来上がりです。消毒した保存容器に移せば、いつでも好きなときにはちみつ梅干しを食べることができます。そのままでもおいしいですが、料理の隠し味にも使えるので、常備することをおすすめします。
はちみつ梅干しの作り方のまとめ
はちみつ梅干しは意外と家庭で簡単に作ることが出来ます。基本の手作り方法は以下の様になります。 ここでは塩分10%の非常にまろやかなはちみつ梅干しを作っていきます。 1、梅はさっと洗い、水に1時間程浸けておきます。 2、水から取りだし、よく水気を拭き取ります。 3、梅のへたを楊枝などで、丁寧に取ります。傷がつくと痛みやすくなるので、注意が必要です。 4、よく梅を拭き、汚れを拭き取ります。 5、深めの容器全体に、スプレーで殺菌効果のある焼酎を吹き付けます。 6、梅干しを薄く一面に並べ、はちみつと塩を一部振りかけ、焼酎を吹き付けます。 7、6の工程を3、4回繰り返し、最後は少し多めにはちみつと塩を振ります。 8、内蓋、重石にも焼酎を吹き付けてのせます。重石は梅の半分の重さにします。 9、そのまま冷暗所に保管します。 10、梅酢が上がったら赤しそを梅の重量の10%分、加えます。 赤しそは事前に塩で2回程もみ、灰汁抜きしておきます。 11、そのまま1カ月程置きます。カビやすいので途中何度か確認します。 12、晴天の続く日を選び、3日間干します。夜は容器に戻します。 13、赤しそは別に干し、完全に乾いたらミキサーでゆかりにします。 14、梅の皮がポチャッと柔らかくなったら、別の容器に入れ、冷蔵庫で保管します。 日にちが経てば経つほど味が丸くなり美味しくなります。
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