梅ジュースの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

梅ジュースの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

夏の足音が聞こえてくるとスーパーなどに出回るのが梅の実です。梅の実には疲労回復に効果があるとされるクエン酸が豊富に含まれ、これからの暑い時期を乗り切るためにも積極的に生活に取り入れたい食材のひとつです。梅干しや梅酒など、梅にはさまざまな加工方法がありますが、今回は初心者でも手順が簡単な梅ジュースの作り方について解説します。梅の実と氷砂糖というシンプルな材料のみで作られる梅ジュースは、甘酸っぱい味と深みのあるふくよかな香りから、子どもから大人まで幅広い世代で楽しめる健康的な飲み物です。また、先に述べたクエン酸による疲労回復効果の他に、血圧を安定させる効果や新陳代謝を促す効果により、生活習慣病の予防や肥満防止の効果があることもわかっています。さらに、梅雨に入る直前の一時期にしか手に入らない貴重な梅の実を使って、梅仕事を季節の風物詩とする美しい文化が日本には根強く残っています。親から子へと伝えられる良き伝統・手仕事を受け継ぎ後世に残していく意味もあります。このように、梅ジュースを作る理由には、味を楽しむだけでなく、暑い季節を乗り切るための大切な知恵を伝統的な文化を受け継ぐという意味があるのです。

梅ジュースを作る事の楽しさ

梅ジュースを作る楽しさは、香りや見た目など五感が刺激されるところにあります。梅の実からエキスがよく出てくるように竹串で穴をあけていく作業では、穴をあけるたびにフレッシュな梅の香りが周囲に漂い季節を感じることができます。また、保存瓶に梅の実と氷砂糖を入れておくことで、夏を思わせる涼しげな見た目も楽しめます。保存瓶の中で梅から出てくるエキスと氷砂糖が混ざり合い、ゆっくりと溶けていく様子は実験的な要素もあり、DIY感覚で作り方を楽しめるのも醍醐味です。手順が簡単であることも作る楽しさの理由のひとつです。梅の実に穴をあけ、氷砂糖と一緒に保存瓶に詰めていくだけの単純な作り方であるため、親子で楽しくコミュニケーションを取りながら気軽に取り組むことができます。旬の食材を知ることや、自分で作り出し食材を大切にいただく喜びを味わう食育の観点からも、楽しみながら学ぶことができます。また、さまざまなバリエーションで味を楽しめるということも重要なポイントです。ただ水で割って飲むだけでなく、炭酸水で割ったり、寒天やゼラチンで固めてスイーツとしても楽しめます。かき氷にかければ子どもが喜ぶ夏のおやつになります。作る手順だけでなく、完成してからもさまざまな食べ方で味わえるのも手作りならではの楽しさの理由なのです。

梅ジュースを作る際に用意する物

梅ジュースを作る際に主に必要な物は、梅の実のほかに保存瓶、氷砂糖などです。梅の実はスーパーなどの野菜・果物売り場に置いてあります。梅の実にもいくつか種類があり、市場に多く出回っている青梅や黄色みがかかった南高梅などがありますので好みの実を選びましょう。注意点としては、実に傷のあるものやカビがついていない新鮮なものを選ぶと失敗を防げます。また、先に述べたとおり、梅のエキスがよく出てくるように梅の実に穴をあける竹串や楊枝があると便利です。保存瓶はホームセンターなどでも気軽に手に入ります。煮沸消毒できるよう口の広い耐熱のものか、耐熱のものでなければ瓶の中を消毒するための焼酎を用意します。砂糖は初心者でも扱いが簡単で溶けやすいため、氷砂糖を使って作る方法が一般的ですが、慣れてくればきび砂糖やはちみつなどでも作ることができます。梅の実も氷砂糖もそれぞれ1キロずつ売られていることが多いため、保存瓶もそれに合わせた容量のものが必要です。梅の実を洗うための大きめのボウルや、煮沸消毒する場合には、大きめの鍋や鍋から取り出すためのトング、煮沸消毒したあとに逆さまに立てておくための清潔なふきんが何枚かあると便利です。

梅ジュースの作り方の手順

梅ジュースの作り方の手順は非常に簡単です。はじめに梅の実をボウルにあけて水で洗います。その時に、実の表面に傷やカビが付いていないかチェックして、そのような実は取り除きます。洗ってザルで水を切ったら、次に竹串か楊枝で実のおしりに付いている茶色いヘタを取ります。ヘタを取ったら、実からエキスがたくさん出るように表面に串を何か所か刺して穴をあけます。その間に保存瓶の煮沸消毒をします。大きめの鍋にたっぷりとお湯を沸かし、保存瓶を入れ5分ほど沸騰させます。火傷しないようにトングで瓶を取り上げ、清潔なふきんの上で逆さまにして水を切り自然乾燥させます。保存瓶が耐熱のものでなければ良く洗った保存瓶に焼酎を少量入れ、瓶の内側にまんべんなくいきわたらせたあと乾燥させます。次に梅の実の水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、氷砂糖を用意します。消毒した瓶に、氷砂糖・梅・氷砂糖・梅の順番に交互に重ねます。交互に入れることで梅の実が氷砂糖に触れる面積が増えるため、エキスが簡単に出やすくなります。フタをして一日ほど置くと、段々氷砂糖が溶けて瓶の下にエキスが溜まってきます。一日に一回程度瓶ごとゆっくり振って、氷砂糖の溶け残りを防ぐと梅ジュースの味が均一になります。

梅ジュースの作り方のまとめ

上記に述べた梅ジュースは早くて一週間、だいたい一か月程度で氷砂糖が溶けて梅のエキスが出てきます。添加物や保存料が入っていないため、常温で保存しておくと発酵して梅ジュースが濁ってきます。ですので、濁ってくる前に実を取り除いて清潔な容器に移し、冷蔵庫で保管すると長い間梅ジュースの新鮮な風味を楽しむことができます。取り除いた梅の実もじゅうぶん食べられますので、好みの量の砂糖を加えて鍋でじっくりと煮詰めて種を取り除き、梅ジャムにするとさまざまな用途に応用できて便利です。梅ジャムはパンに塗るだけでなく、鶏肉や魚を柔らかくして風味をアップさせる効果があるため、煮込み料理などのレシピにも非常に多く使われています。このように、梅ジュースは大変簡単な作り方で楽しむことができます。梅の実に含まれるクエン酸による疲労回復効果で、夏の熱中症予防にも高い効果が期待できます。ジュースとして楽しむだけでなく、子どものおやつや手作りスイーツとして、また、残った梅の実でジャムも作れますので大変経済的な食材と言えます。作り方を楽しみながら親子のコミュニケーションを取る手段として、子どもの食育や季節を楽しむ風物詩として、梅の実は大きな可能性を秘めているのです。

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