勾玉の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

勾玉の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

勾玉とは古代日本や朝鮮で使われた装飾具の一つで、Cの字型やコの字型の石の一端に穴を開けて紐を通して垂れ飾りとされたものをいいます。勾玉は瑪瑙や水晶、滑石製が多く、粗い目や細い目などの、様々な種類の砥石を使って作られていました。最後の仕上げには杉や桐などの柔らかい木を使って磨き上げ、孔は竹で出来たキリと研磨剤の砂を利用して開けられました。古代のこの方法では、孔を開けるのに1週間かかり、勾玉が出来上がるまでには1ヶ月以上もかかっていました。そういった勾玉は権力を表すシンボル的なものとして、あるいはお守りとして使用されました。独特な形をした勾玉は、日本と韓国、北朝鮮の一部にのみ存在し、世界的にも珍しいものとなっています。その形の意味については、三日月や釣り針、獣の牙、人間の腎臓、胎児など様々な説がありますが、真実は未だに未解明のものとなっています。その神秘的な形は現在のパワーストーンにも、ハート型やピラミッド型などとともに取り入れられています。ここではそういった勾玉の、簡単な手作り方法について紹介します。古代では作る際に手間ひまのかかるものでしたが、現在では紙やすりなどを用いることで簡単に作れるようになっています。

勾玉を作ることの楽しさ

簡単な勾玉の作り方としてまず、柔らかくて作りやすい滑石を用意します。滑石とはかつてろう石と呼ばれていたものと同様のものですが、近年では取り扱っている店が少なく、手に入れる方法としてはインターネットの通販サイトが最も手に入れやすい所となっています。この他にも、天然石を扱っている手芸店でも扱っている場合があります。これに加えて120番の粗い紙やすりと、細かい320番の紙やすり、耐水ペーパーの細かい1000番のやすりを用意します。これらに加えて、油性ペン、先の薄いマイナスドライバー、ダンボールなどの厚紙、新聞紙などの敷物、鉛筆を用意します。これらを用意する以外にも、勾玉の手作りキットを購入すれば、滑石や各種やすり等がセットになって入っています。手作り方法としてまず、油性ペンで滑石に好みの勾玉の形と穴の位置を描きます。次に平らな場所に新聞紙などを敷き、その上にダンボールを置きます。ダンボールの上に石を置き、穴の部分にドライバーを立てて、ドライバーは動かさず、石を回しながら削って穴を開けていきます。滑石は柔らかいため、ドライバーは軽く押すようにします。穴が開いたら120番の粗い紙やすりを敷き、石を当ててこすり勾玉の周りを大きめに粗削りにします。

勾玉を作るのに用意する物

勾玉は、日本列島において縄文時代から利用されていたと考えられている装身具の一種で、動物の牙や胎児の形をモチーフとしていると推測されています。皇室に伝わる3種の神器の一つにも数えられている様に、他とは違う特別なものと認識されてきたことを窺い知れます。周辺地域にも輸出されている様に、人気は国内だけに限定されたものではありません。 現代でもアクセサリーとして使用されるケースも少なくはなく、年齢を問わず広い世代に愛好されています。また、市販のものを購入するのではなく自作の勾玉を身につけている人も存在します。これは、勾玉は簡単な作り方で完成させることが出来るからです。専門的なテクニックや高度な知識などは一切必要がありません。 勾玉を作る際に用意しなくてはならないのは、材料としては石、紐で、キリ、カッターナイフ、サンドペーパー、糸のこぎり、鉛筆、やすり、新聞紙などの道具類も必要です。これらを用いて、デザインから工作までを完了させることが出来ます。石の材質に対しての規定は何もないので、道に落ちている石を拾って使用しても構いません。つまり、1円も使用することなく作ることが可能ということであり、市販のものを購入するのと比べた場合には、経済的な負担は何もありません。



勾玉の作り方の手順

勾玉の手作り方法は、まずは鉛筆やマジックを使用して好みの形を描く下書きからのスタートとなります。そして、キリを使用して紐を通す穴を開けます。次に、糸のこぎりにより大体の形に切り出します。不要な部分はカッターナイフや粗目のサンドペーパーで丸く玉型に削り、細かいサンドペーパーで表面を整えるという流れになります。なお、磨くときに車のワックスやサラダオイルを使用することにより、時間をかけずにピカピカにすることが出来ます。時間がない場合には、適当な方法です。 そして、細かい耐水ペーパーに水をつけながら丹念に磨き込むことにより石に光沢を出します。傷がなくなりまで磨き、仕上げに新聞紙や布により再度磨き込みます。綺麗な石にして、穴に紐を通せば完成となります。 この勾玉作りの作業は、子供の工作にもピッタリであり、各地の博物館などでは体験工房も開催されています。実際の勾玉は製作までに1カ月程度かけていたと考えられていますが、これは染色なども含めての日数であり、特に大きな違いがあるというわけではありません。大人から子供まで楽しめるということが勾玉作りのメリットであり、歴史についての知識が身につけられるのも魅力です。

勾玉の作り方のまとめ

ある程度の形に削れたら、丸い鉛筆に120番の紙やすり巻きつけ、勾玉の内側の曲線をこすって削ります。内側が削れたら、120番の紙やすりを使用して、今度は全体の角をとって丸みが出るように形を整えます。形が出来上がってきたら、今度は320番の細かい紙やすりで更に丸く角やキズを取るように削ります。内側の曲線も削りだした時と同様に、320番の紙やすりを鉛筆に巻きつけ、削っていきます。洗って乾かすとキズがわかるようになるため、ここでしっかりと磨くようにします。表面が滑らかに、カーブも自然についたら、耐水ペーパーに水をつけながら、艶が出るように磨きます。ここでは表面の細かいキズがなくなるように、仕上げの磨きをかけるようにします。勾玉の表面が滑らかになったら、洗って乾かして完成となります。この後で、少しサラダ油を漬けて磨くと、光沢が増します。滑石そのままの風合いも良いものですが、好みによって出来上がった勾玉に、マニキュアやアクリル絵の具、ペンなどで自分の好きな色に塗るという方法もあります。古代風の雰囲気を出したいという場合には、翡翠色に塗るとそれらしくなります。また出来上がった勾玉は、紐を通して首飾りにして楽しむことが出来ます。



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