手芸ブックカバーの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
手芸ブックカバーを作ることの楽しさ
手芸ブックカバーは、比較的簡単にできるため、好みの材料を使ってたくさん作れます。紙製の場合は、簡単に直線に折るだけで作れます。布製の場合は直線縫いや布用接着剤で留めるだけなので、手芸雑貨の中でも比較的簡単にできます。本の内容をイメージして作ってもいいですし、たくさん作っておいて、読みかけの本から外さなくてもいいようにもできます。好みの色柄の紙や布で作っておいて、その日の気分や服やアクセサリーとコーディネートしても楽しめます。 紙で作る場合は、プレゼントされた物の包装紙を材料として使ってもいいですし、100円均一ショップのラッピングのコーナーでも多くの品揃えがあります。また、文庫本のような小さなものでしたら、インターネット上で実物大の図案を無料公開しているサイトもあり、ダウンロードして、自宅のプリンタで印刷して切ったり折ったりするだけで作れます。気に入ったデザインがあれば利用してみるといいでしょう。 布の場合は、文庫分ですと50cm四方で、2枚ほど作ることができます。布の長さが足りない場合でも、他の布を縫い合わせて、色柄の取り合わせを楽しみながら作れます。補強やハリを持たせるために裏に接着芯を貼りますので、特に問題なく使うことができます。紐の栞を付ける場合は、細めの紐にして、先に小さいビーズや根付等をつけて結ぶといいアクセントになります。
手芸ブックカバーを作るのに用意する物
文庫本や単行本、新書にハードカバーなど、本のサイズはさまざまです。そしてそんな本をおしゃれに見せてくれるのがブックカバー。本屋でつけてくれたり市販品も売られていますが、手作りの方がデザインも自由にできますし、費用もかかりません。一般的にはペーパーや布などで手芸ブックカバーを作ることが多く、材料としてはブックカバーに使う布もしくはペーパーが基本で、他にアレンジでリボンやレース、ボタンや好みのスタンプなどを装飾用として使うこともあります。またしおり紐やチャーム、本が開かないようにするゴムなどをつけてみても良いでしょう。そして道具としては、基本的にははさみやカッターナイフ、あれば便利なのがアイロンやミシン、あとは定規やテープ類などです。手芸ブックカバーを作るには、とくにこれといった決まった材料も道具もありません。ブックカバーになる材料も別にわざわざ新しい布やペーパーを購入せずとも、家にある余った布や古着、包装紙や紙袋、ポストカードなどから作製することも可能です。そして装飾にも決まりはないので、自分の気に入った材料を使い、オリジナリティーを生かした世界に一つだけのブックカバーを作ってみましょう。
手芸ブックカバーの作り方の手順
手芸ブックカバーの手作り方法として、もっとも簡単なものはビニールタイプのブックカバーに、好みのポストカード二枚を表紙部分と裏表紙部分にそれぞれ入れ、さらにその下にブックカバーのサイズに合わせた包装紙などを入れます。これだけであっという間にオリジナルブックカバーの完成で、とにかくこの方法は、時間もかからず道具もほとんど必要ないというお手軽な方法です。続いて簡単な方法としては、ペーパーを使ったブックカバーです。ペーパーは使う本のサイズに合わせて切って、折り返しなどを作れば完成です。ちなみにアレンジ方法としては、スタンプやシールなどを利用してみるのが良いでしょう。ただペーパーだと痛みやすいので、上からビニールタイプのブックカバーをつけると防水にもなりますし、破れることもないので便利です。そしてそれよりもやや難易度が上がる方法としては、やはり布を使ったブックカバーの作成です。しかし布を使っても両面テープを使えば縫う必要もありませんし、ミシンでなく手縫いでも作ることは可能です。またアレンジ方法も、布製ではいろいろな方法があります。レースや刺繍、ボタンやリボン、ステンシルやビーズなど、好きなものを好きなだけ使い、自分だけのブックカバーを作ってみましょう。
手芸ブックカバーの作り方のまとめ
手芸ブックカバーの手作り方法は、2種類あります。 紙製の手芸ブックカバーの手作り方法は、包装紙等、好みの紙を用意し、書籍のカバーを外して型を取ります。折り代として周囲を1cmほど取って、ハサミやカッターで裁断します。周囲の折り代分を折り込み、書籍のカバーの通りに折り目をつけておきます。装着してみて、問題ないようでしたら出来上がりです。書籍にカバーがついていない場合は、新聞紙やチラシで試しに合わせておきましょう。予め、本の大きさを測っておき、折り代を付けて裁断し、本にそわせて折り目をつけます。うまくいったら、その通りの大きさで、好みの紙を使って作りましょう。 布製の手芸ブックカバーの手作り方法は、書籍についているカバーがある場合は、紙製のブックカバーと同じように型を取ります。周囲に縫い代を1cmほどつけておきます。製図用紙を使わなくても、布にそのまま印をつけ、直裁ちで構いません。布は表用と裏用の布を2種類用意します。(厚い布の場合は1枚仕立てで構いません。その場合は接着芯はいりません。)ハリと強度を持たせるために、それぞれの布に中厚手用の接着芯をアイロンで貼っておきます。また、つける場合は表地の背表紙の上側の縫い代部分に、栞用の紐を縫い付けておきます。中表にして、裏表紙の折り込み部分の返し口を開けておく以外、ぐるっと袋状に縫い合わせ、返し口から表に返します。返し口をまつり縫いで閉じます。 表紙に折り込んだ分の上辺と下辺をまつり縫いで縫い付けてもいいのですが、折り込んだ先端部分から3cmほど外側に、綾テープや固めのレース、共布を縫いつけておくと、折り込んだ部分を挟み込むことができ、本の厚みを調整できるます。厚みが極端に違う本にも使えます。 縫うのが面倒なら、布用の接着剤を使っても構いません。
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手芸ブックカバーを作る第1の目的は、大事にしている書籍の劣化をできるだけ避けることです。手芸ブックカバーをかけることにより、日光等の表紙の色あせや傷み、折れや破れを防止できます。自分の手持ちの書籍にも、借りた本にもかけられます。手芸ブックカバーは、既成品のものと違い、自分の好みのサイズに作れます。既成品は、文庫本サイズが多いです。出版されている書籍の中には、新書や単行本でも様々なサイズがあり、対応しきれない場合があります。自作で作る場合は、手持ちの本からサイズを割り出すことが可能なため、その本に合ったブックカバーを作製できます。手芸ブックカバーを作り、本にかけることで、出先でも本の中身を知られずに堂々と読むこともできます。電車内や待ち合わせの細々とした時間は、読書を楽しむにはうってつけの時間と言えます。題名が人から見えると、どんな本を読んでいるのか知られるのが気恥ずかしいと考える人もいます。ブックカバーをかけていれば、表紙が隠されるので、どんな本か知られにくくなります。手芸ブックカバーに紐をつけ、栞をつければどこまで読んだかが分かりやすくなります。書籍に栞がついていないこともありますので、目印になるものがついていると役に立ちます。