うめぼしの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

うめぼしの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

うめぼしは、バラ科サクラ属の落葉高木うめの果実を塩漬けした後に日干しにした漬物の一種で、日本では少なくとも平安時代には食べられていたことが確認されています。保存食や薬用として優秀な内容を備えており、現在でも多くの人が愛用しています。ただし、市販のものには保存料や香料などの添加物が加えられているので、保存食としての能力は伝統的な製法によるものと比べると大きく見劣りしてしまいます。伝統的な作り方によるうめぼしの場合は、100年以上が経過したものでも問題なく食べることが出来るからです。また、塩分を大量に使用しているものは、高血圧の人の健康に対してマイナスの影響を及ぼす可能性があります。これは塩分を摂取すると血液の浸透性を一定に維持するために血液中の水分が増えてしまうので、体内を循環する血液量も増加してしまい、末梢血管の壁にかかる抵抗が高くなるためです。これらの問題を解消できるのが、うめぼしの自作です。しかも手作り方法は簡単であり、難しいテクニックや専用の材料などは一切必要としません。このために、調理の経験がそれほどでもない様な人でも不安を感じることなく取り組むことが可能です。安心して食べられるうめぼしが欲しい人には、おすすめ出来ます。

うめぼしを作ることの楽しさ

うめぼしには、食べ物、水、血の3種類の毒を絶つほど優れた殺菌効果があることから薬用としても古くより利用されてきた歴史を持っています。この殺菌力は、うめぼしに含まれているクエン酸によるものです。この成分は、代謝を向上する作用があるので、エネルギーを効率良く作りだすことにより快適な日常生活を過ごす上で非常に有効です。 また、肩こりなどの原因となる疲労物質の乳酸の発生を抑制する作用もあるので、身体を疲れにくくすると共に疲労を回復する効果にも優れています。他にも、胃や腸に生息している悪玉菌を殺菌するので、善玉菌が優勢な環境を形成することにより、胃腸の機能が高まることになります。これにより、近年増加していることが報告されている大腸がんなどの消化器系に対しての疾病を予防する効果を期待できます。 このように様々な健康に対してのメリットが得られるうめぼしは、自作することによりさらに安全なものを入手出来ます。また、味付けも好みに行えるので、酸っぱいものや辛いものが苦手な人でも満足できるうめぼしを作ることが出来ます。そして、一度作ってしまえば長く楽しむことが出来るので、市販のものを購入するよりも経済的な負担は軽くなります。

うめぼしを作るのに用意する物

うめぼしづくりは少し手間はかかりますが思ったよりも簡単にできます。まず、用意するものは梅干しを作るための容器(一度に作る量にもよりますが、初めて作る方なら1~2㎏が入るくらいの容器がいいと思います)、梅(最初は中玉くらいが作りやすいです)、塩(漬ける梅の約15~20%)、ホワイトリカー又は焼酎(適量)、重石(漬けるうめぼしの量の2~4倍の重さ)が主に必要になるものです。主に使う材料は梅と塩だけなのでとてもシンプルなのがわかります。よく店で売っている赤いうめぼしにする場合は赤紫蘇も必要になってきますが、これはうめぼしを塩でつけてから2週間以降になりますので、最初に買ってしまうと傷んでしまうので注意してください。あと、ホワイトリカーや焼酎は梅や容器の殺菌用として使用しますので大量には必要ありません。大きいものを買ってきてしまった場合は梅酒などの果実酒に使ってください。うめぼしの大きさはLL寸くらいの物を使うと柔らかいふっくらしたうめぼしになりますが、初めて作る場合大きい梅ほど梅酢が上がりにくいので、最初はM~L寸位で作って慣れた頃にLL寸くらいを使うとよいと思います。大きい梅は高いので失敗した時のダメージは大きいです。

うめぼしの作り方の手順

うめぼしの手作り方法ですが、買ってきた梅を洗うところから始めます。少し汚れがついている場合が多いので梅が傷つかない程度にきちんと洗って、その後はキッチンペーパーなどの紙に広げて置いておきます。うめぼしは黄色い完熟した梅を使うのでまだ青い梅はこの時に2~3日置いて黄色くなるまで待ってください。次にヘタを爪楊枝でとります。漬けたときの梅酢はヘタの下から出てくるため必ずとってください。ヘタが取り終わったら、メインの作業へ移ります。漬ける容器にホワイトリカーを振りかけてきちんと殺菌します。ボウルにもホワイトリカーを適量入れ、そこへ梅をいれて表面によくつけます。表面についたら塩をまぶして一つずつ容器に並べてゆきます。一段積んだら塩、その上にまた梅、塩の順に入れてゆき、さいごは上から残った塩を全部入れます。そして、つけた梅の2~4倍の重さの重石をのせて梅酢が梅の上まで上がってくるのを待ちます。大体3~4日で上がってきますが、そのまま2週間以上置いておきます。基本的にはこのまま置いておいて梅雨が明けたら3日間外に干して完成となりますが、赤い梅干しにしたい場合は、買ってきた赤シソを洗った後、あくをとるためによく塩で2~3回もんで、2週間以降の梅の容器へ投入します。再び重石をして、こちらも3日間外に干したら完成となります。

うめぼしの作り方のまとめ

うめぼしの作り方は、まずは黄色く熟した状態で揃えるということからスタートします。つまり、購入した段階で青い場合は、黄色くなるまで待つということです。なお、触って柔らかければ待機する必要はありません。そして、梅を傷つけないように丁寧に水で洗い、その後にキッチンペーパーで水気を拭き取ります。さらに、へその部分は爪楊枝などで取り除いてから大きめの容器へ入れて乾かします。 これに、塩とホワイトリカー、氷砂糖を入れます。分量は、梅1キログラムに対して、塩130グラム、ホワイトリカー50グラム、氷砂糖50グラムです。これを優しく手で混ぜてから全てをジップロックに入れて平らにしてから冷蔵庫で寝かせます。なお、漏れてしまう危険があるので二重に閉めるということがポイントです。 しばらく経過すると梅酢が出るので、袋をゆすって全体に行き渡る様にします。この作業を怠ると梅酢に浸からない部分の梅にカビが生える恐れがあります。その後、3日が経過したら氷砂糖をさらに50グラム入れて、再び寝かせます。 そして、天候の良い時を見計らって外に出して干します。1日に数回は向きを変えると全体が適度に乾燥します。3日干して全て乾燥したら完成で、その後冷蔵庫で保管するごとに美味しくなっていきます。

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