スーパーボールの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
スーパーボールを作ることの楽しさ
自分でスーパーボールすくいを作るメリットは、たくさんあります。まず一度道具をそろえてしまえば、後は水道代くらいしかかからないということです。自分で作る場合、すくうためには水の中にボールを浮かばせる必要があるため、屋外やお風呂場などで行うことになります。近所の友達と集まってワイワイ楽しめば、盛り上がること間違いなしです。すくい枠は最近では、100円ショップでも購入することが可能です。すくい枠の紙だけを破れたら交換できるという便利でエコな道具も販売されています。お祭りなどではあっという間に破れてしまって一度では楽しめないこともありますが、家でやれば何度でも挑戦することができオススメです。すくい枠の紙部分を付け替えられるものの場合は、紙を二重・三重に重ねることもできます。重ねた紙は丈夫になり、なかなか破れなくなります。網やお玉では気分が盛り上がらないけど、上手に取れないという子供や、まだ年齢的に難しいけれど大きい子達と同じことがしたいという小さな子供にピッタリの裏技です。スーパーボールすくいは一般的には子供の遊びですが、真剣にやってみると大人の方がムキになってしまうこともあり、大人から子供までみんなで楽しむことができるというメリットもあります。
スーパーボールを作るのに用意する物
スーパーボールを作るレシピ的として、基本的にゴム液が必要です。 それには二つの方法があります。 1.ゴムの木から採取出来る樹乳液である天然ラテックス(ゴム液)を使う。 2.PVA洗濯のりを使う。 1の方法は市販されているスーパーボールを製造する時の材料で、弾む力もしっかりしたものが出来上がります。但し、天然ラテックスはとても高価で1万円/1kgします。ホームセンターで唯一あるゴム液でも1600円\1kgですので、DIYとして使用するには少々値が張ります。 大人数の科学教室などで大量に作るのであれば、これを選んでも良いでしょう。 2は、百円ショップでも売っている材料ですので、とても気軽に試すことが出来ます。 安価な材料なので、本物には弾力性において叶いませんが、スーパーボールもどきがちゃんと出来上がります。 危険も伴わないので、子どもと一緒にやってみる場合にはDIYのレシピ材料として最適です。 ここでは2を使ったスーパーボールの手作り方法を挙げます。 その他の材料です。 水、食塩(飽和食塩水用)、紙コップ、割り箸、絵の具(色付け用、お好みで。アクリル絵の具が一番綺麗に色が出る)、クッキングペーパー(仕上げ用)です
スーパーボールの作り方の手順
スーパーボールの作り方の仕組みです。 作り方としては、PVA(ポリビニルアルコール)をポリ酢酸ビニル(食用ガムの原料)の加水分解反応により取り出し、濃い電解質(食塩水)を加えると塩析反応が起こるという化学的な仕組みになっています。 実際の簡単な手作り方法です。 水100gに食塩40gを加えて、飽和食塩水を作ります。 紙コップにPVA洗濯のりを1cmの高さで入れ、その上に洗濯のりの4倍量分の飽和食塩水を加えます。 色を付けたい場合はこの時点で洗濯のりに絵の具を混ぜておきます。 しばらくすると液体が白く変化してきます。すかさず割り箸で良くかきまぜ続けると、物体としてまとまってきますので割り箸で取り出し、手の平に移し替え、丸い形に整えていきます。 クッキングペーパーで水分を取りながら綺麗に丸めて完成です。 クッキングペーパーを使うと引っ付かずにうまく水分を取ることが出来ます。 完成後一週間ほどすると、スーパーボールの表面に塩が浮き出てきます。これは飽和食塩水を使用していることと、中の水分が蒸発し始めることによる現象です。 それにより、弾力が減り硬くなってきますがとりあえず弾みます。 絵の具で好きな色も付けられるので、気軽に簡単にDIYしてみましょう。
スーパーボールの作り方のまとめ
スーパーボールすくいの手作り方法は簡単です。さすがにボールそのものを作ることはできませんが、道具さえ揃えればすぐに作ることができます。必要なものはまずボールを浮かばせるための場所です。これは家庭用のビニールプールなどがオススメですが、ない場合はお風呂の浴槽でも大丈夫です。この中に水をたっぷり注ぎこみます。このとき水を入れすぎると、スーパーボーを浮かばせたときに飛び出して落ちてしまいます。また少なすぎるのも問題です。すくうときにすくい枠が底に当たってしまって上手に取ることができないからです。ビニールプールの場合は、半分から八分目くらいまでの水を入れるようにしましょう。次にその中にスーパーボールを入れます。赤・青・黄色・緑・ピンクなど、様々なカラーのものは昔からある定番ですが、最近ではラメが入ったものや、マーブル模様、中に昆虫や恐竜などのフィギュアが埋め込まれたものなどもあります。また特大の物を入れると、すくうときの難易度が上がるので、大きい子供や大人も楽しむことができます。そのためいろいろな種類を混ぜて入れるのがいいでしょう。その他用意するものは、すくい枠と、すくったボールを入れる入れ物です。入れ物はお椀が持ちやすくて便利ですが、家にあるようなもので十分です。これだけ準備したら、後はすくって楽しむだけです。ホースがある場合は、水を流しながら行うと、水流でボールが流れて取りにくくなるため、より一層盛り上がるでしょう。
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