テディベアの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
テディベアを作ることの楽しさ
テディベアを手作りできることで得られるメリットとしては、お金を節約できるという面が大きくなります。おもちゃ売り場や雑貨店などに、ぬいぐるみが売られている光景を目にすることは多いでしょうが、その値札を見ると、大抵の場合で高価であることが目立ちます。 ぬいぐるみは複雑な形状をしているからか、総じて価格が高めに設定されているケースが多くあります。これを手作りにするだけで、手間はかかるものの、安く作ることができます。また、テディベアには非常に高価なものも、存在します。世界的に知られている会社が製造したもので、基本的に年代が古いものほど、オークションにかけられるほど驚くような価格がつきます。相当なお金持ちでないと、このような品物は入手ができません。 しかし、そんな高価なテディベアによく似た形のぬいぐるみが作れると、何となく高級なテディベアを持っているという雰囲気を楽しむことができます。似せたものを作ること自体は、個人で楽しむ範囲であれば法律的な問題にはなりませんので、気軽に真似して作れるというメリットがあります。 テディベアが作れるようになると、その技術を用いて、別の可愛らしい動物のぬいぐるみを作れるようにもなります。
テディベアを作るのに用意する物
テディベアといえばくまのぬいぐるみのことですが、もとはアメリカの大統領の愛称から名付けられて生まれて、今では世界中で特に女の子にとって憧れのものとなっているのです。そして面白いことに、ブランド品を購入しようとする一方で、手作り、ハンドメイドのものも人気があります。それこそ世界で自分一人だけのオリジナルテディベアとなりますので、作りたいと考える人が多いのも当然かもしれないです。そしてぬいぐみというのは昔から子供の遊び相手として伝わっているだけあって、実は作るのがそれほど難しくなく、根気よく丁寧に行なえば誰でも作ることができるのです。 ではテディベアを作るにあたって必要な材料はなにかというと、布、綿、型紙、ボタン、そして裁縫道具一式、ミシンなどになります。型紙は初心者なら自分で作るのではなく、まずは既製品やインターネットの無料ダウンロードなどを利用して入手すると楽になります。また布に関しては一般的に売られているのはモヘアなどの毛足の長いものですが、簡単に作ってみるならフェルトがおすすめで、こちらは端がほつれてきませんので、切りっぱなしで縫い合わせることができ、他の布よりも難易度が下がるので初心者にはいいのです。
テディベアの作り方の手順
では手作り方法ですが、型紙を切り抜いて、布に合わせて線を描き、5ミリほどの縫い代をとって裁断していきます。パーツごとに切り取れたら次はそれを縫製していきます。まずは手縫いがよく、ぬいぐるみの場合は布の裏側から反返し縫いがよく、ここで手を抜くと仕上がりが雑になりますので、丁寧に細かい縫い目を心がけることが大切です。少しだけ隙間をあけて糸を結び、布をひっくり返していきます。これをすべてのパーツで行っていきます。 まずは頭から仕上げていき、綿をしっかりと詰めていきます。この時、まだ隙間は縫わずにあけておいてください。さらに目の部分にボタンを付けていき、耳を付け、鼻と口を刺繍をしていきます。これが終わってから隙間部分をしっかりと縫い合わせてください。 次にそれぞれに作った体のパーツを繋ぎ合わせていきます。この時、手足を可動式にする場合はプラスチックジョイントを使うのですが、難易度がかなり上がりますので、はじめての場合は糸で結びつけるといいです。すべてが接続したら綿をしっかりと詰めていって、隙間を縫い合わせていきます。 これでオリジナルテディベアの完成になります。まずはフェルトなどの布で作って練習して、毛足の長い布でチャレンジするのがいいのです。
テディベアの作り方のまとめ
生地にはぬいぐるみ用の、毛の長い、もこもこした素材を使います。色は茶系にするとテディベアの雰囲気が出ます。作りたい大きさよりも、ややゆとりのある大きさの生地を購入しましょう。耳や手の平、足の裏には別の生地を用意すると、可愛く仕上がります。 型を作りますが、簡単に作るのなら、市販の雑誌や本などの型紙を使うのが便利です。お金をかけたくないなら、ネットで無料公開している型紙をダウンロードして使いましょう。後はぬいぐるみに詰める綿と、ジョイントを用意します。 頭や腕、足などパーツごとに、型紙に沿って生地を切り取ります。型紙に縫い代部分が含まれているか、確認しながら切ります。生地の毛の流れに注意してください。 各パーツを中表にして、端の部分からやや内側を均一に縫っていきます。予めしつけ糸で仮縫いをしておくと、縫うのが楽になります。綿を詰める部分は縫わないよう、注意します。 外表に返し、腕と足の部分にジョイントを差します。頭に綿を詰めたら、目や鼻などを付けます。首にジョイントをつけ、首を縫ったら耳をつけます。 他のパーツにも綿を詰め、詰めた口を縫って閉じます。胴の部分は綿を詰める前に、腕や足、首のジョイントをつけ、固定してから綿を詰めれば完成です。
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