ピンクッションの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

ピンクッションを作ることの楽しさ
ピンクッションを自作するメリットとしては、やはり自分にとって使いやすいものを作ることが出来るというところにあります。 裁縫を趣味にしている方はたくさんいらっしゃいますが、どんなものを作るのかで道具の種類や使用方法も全く変わってくるのです。 刺繍などをされる方は、刺繍針をたくさん使用されますし、洋服をたくさん作られる方は待ち針をたくさん使用されます。 ミシン縫いをメインとするか、手縫いをメインとするかで使用する針の数も変わってきます。 大きさだけでなく、厚みや重さにこだわる方もいらっしゃいます。 こういった細かい部分を自作では好きな様にアレンジすることが出来るのです。 また、市販されているものの多くは手芸綿が詰められていることが多いのですが、自作をすると、その中身を変えることが出来ます。 普通の手芸綿だと針が早く錆びてしまって使えなくなってしまいますが、代わりに髪の毛や、コーヒーカス、ごまといった変わったものを詰めると脂分が針の通りをよくし、尚且つ錆びにくくなるというメリットが有るのです。 自分で作ったものを使用することによっていつものお裁縫がもっと楽しいものになりますし、愛着がわくので、長く大事に使うようになることでしょう。
ピンクッションを作るのに用意する物
ピンクッションを作るのは非常に簡単で、道具もほとんど必要としません。 まず好きな柄の布、もしくはフェルトを用意しましょう。 ピンクッションではそれほど大きな生地は必要としないので、自宅に余っている端切れなどでも十分作ることが出来ます。 好きな大きさに切ったものが2枚必要です。 それと使用する生地に合う縫い針と糸が必要です。 出来ればある程度丈夫な太目の糸がお勧めです。 ピンクッションの中に詰めるものですが、様々なものがあります。 手芸用の綿や羊毛フェルトを使用すれば簡単に作ることが出来ます。 余った端切れなどを詰め込む方もいらっしゃいますし、メラミンスポンジや、毛糸を細かくしたものを詰める場合もあります。 これらはハンドメイドショップに行けば揃いますし、非常に安価で手に入れることが出来ます。 また、コーヒーを淹れた時に出るカスや、ごま、煎った米ぬかなどを詰めるもお勧めです。 ある程度油分があると、針が錆びにくくなり長持ちするのです。 針が錆びてしまうと生地に針が通りにくくなってしまいますが、こういったものを詰めておくと予防になるのです。 コーヒーのカスは天日に干して十分に乾燥させたものを使用するようにしましょう。 電子レンジで加熱すると早く乾燥させることが出来ます。
ピンクッションの作り方の手順
ピンクッションの手作り方法を紹介します。 まず、あらかじめ用意した二枚の布の表面同士を合わせて、布の周囲を縫っていきます。 縫い目が粗いと中に詰めたものが飛び出してしまいますので、縫い目は細かくするのがポイントです。 出来れば本返し縫いなどで隙間を空けないようにして縫うようにしましょう。 その際、完全に周囲を塗ってしまうのではなく、5センチ程度返し口を残しておきます。 周囲を縫い終わったら、返し口から布を表に返し、そこから中身を詰めていきます。 ある程度しっかり詰めておかないと針がスポスポと抜けてしまい、危険です。 十分にふっくらした状態になるまで十分に詰めておきましょう。 長めの針を刺してもグラグラしない程度を目安にするといいでしょう。 中身を詰め終わったら、返し口を縫います。 縫い口が目立たないまつり縫いがお勧めです。 こちらも中身が飛び出してしまわないよう、しっかり縫い付けておきましょう。 これで基本のピンクッションは完成です。 アームピンクッションや、リングピンクッションなどを作る場合には、肌に針が刺さらないよう工夫することが大切です。 ピンクッションの下に、針が通らないような厚みと硬さのある台座を付けておくようにしましょう。
ピンクッションの作り方のまとめ
ピンクッションの手作り方法は非常に簡単で、必要な材料もどこでも安価で手に入れることが出来ます。 まずは基本的な作り方を説明します。 作りたい大きさの生地よりも、縫い代分大きめに切った生地を2枚用意します。 これを表面同士を合わせ、隙間が開かないように周囲をぐるりと縫っていきます。 その際に返し口として数センチ空けておきましょう。 周囲を縫ったら返し口からひっくり返して、お好きなものを詰めます。 コーヒーカスなどを使用する場合には事前に十分に乾燥させておくようにします。 好みの厚さになるまで中身を詰めたら、返し口をまつり縫いで閉じて完成です。 アームピンクッションやリングピンクッションを作る場合には、肌に針が刺さらないように硬くて厚みのある台座が必要になります。 プラ版などを使って台座を作ったり、ペットボトルの蓋を使用される方もいらっしゃいます。 また手芸用のゴムを用意して、自由に手首や指に巻けるように縫い付けておきましょう。 あらかじめ台座を生地に縫い付けておいてもいいですし、中身を詰めた後からボンドなどで台座にくっつけてもいいでしょう。 工夫次第でおしゃれで機能的なものを作ることが出来ますので、色々アレンジして是非作ってみましょう。
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ピンクッションというのは、裁縫をする際に縫い針や待ち針を刺しておくためのもので、裁縫道具の中には必ず入っているものです。円形か四角形のものがほとんどで、10センチ程度の大きさのものが一般的です。実際に裁縫をしてみると、ピンクッションというのは非常に使用頻度が高いことがよく分かります。手縫いの場合でもミシン縫いの場合でもピンクッションは必ず使用するものです。使用する針の数が増えれば増えるほど、ピンクッションの重要性は増してくるものですので、自分で使いやすいピンクッションを自作される方も少なくありません。作り方も非常に簡単ですので、初心者の方でもすぐに作ることが出来るでしょう。裁縫が上達してくるにつれ、針を付け替える頻度も高くなってくるため、裁縫箱に付属しているピンクッションに刺すのが煩わしく感じるようになってきます。その為、取り外しができるタイプのピンクッションや、腕に巻きつけるアームピンクッション、指輪状の小さなリングピンクッションなどを自分で作られる方もいらっしゃいます。自分の体の大きさに合わせて作ることが出来ますし、好きな柄の生地を使ったり、中身にこだわったりすることも出来るのでお勧めです。