ドライフラワーの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

ドライフラワーを作ることの楽しさ
枯れた素材ではなく、円熟味を増した素材として花を活用できるのがドライフラワーです。花だけでなくアクセントとして使用する麦などの穂ものも人気です。穂ものも花と同様に完全に成熟しないうちに採取するのがポイントです。穂が熟しきったものを乾燥させるとぱらぱら散ってしまうことになるので、必ず熟しきる前に採取するようにします。 南天などの実ものの場合もやはり採取時期が大切で、完全に実る前の少し青みがかった状態で採取するのがポイントです。実物の場合には枝を一本ずつ丁寧に吊り下げて乾燥させるようにします。ノバラなどは赤くなったものでも比較的実が落ちにくいので使用する実の種類によって採取時期を決めます。さらに、ドライフラワーのブーケのアクセントとして使用するのにレモンやりんごなどの実を使う場合には輪切りにして水分を紙などで吸い取った後風通しの良い日陰で陰干しして作ります。ドライフラワーと言うとバラやカスミソウなどの花だけを思い浮かべがちですが、こうした実ものや穂ものなどを上手に活用すると、とても洗練されたおしゃれなドライフラワーブーケが楽しめるのでとても便利です。梅雨時期などの湿気の多い時期を避けて、風通しの良い場所で作るようにします。
ドライフラワーを作るのに用意する物
ドライフラワーを作る際、作り方が2通りあります。 まず、1つは自然乾燥法という方法です。手軽に誰にでもお花さえあれば作れる一番簡単な方法です。 2つめは、シリカゲルという乾燥剤を使用する方法です。この方法は花材の水分を急速に吸収することで鮮やかなきれいな色に仕上げる事ができます。深さのある蓋つきの容器にお花が埋もれるくらいまでシリカゲルを入れ、隙間から空気が入らないようにしっかりと蓋をし、3日から10日程置きますので、時間がかかります。しかし自然乾燥法よりかはお花の色も損なわずにきれいな状態に仕上げる事ができます。ただ、湿気にとても弱いので、取り扱いには注意しながら使用して下さい。市販のシリカゲルは使用前は青い色ですが、水分を吸収するとピンク色に変色しますので、フライパン等で火にかけるか、電子レンジ等で加熱させると、元の青い色に戻りますので、繰り返し使用する事もできます。 電子レンジを使用することで、加熱し、さらに急速にお花を乾燥させる事ができます。 ですので、作る際に必要な物は、新聞紙や輪ゴム、もしシリカゲルを用いて使用するのでしたら、シリカゲルや蓋つきの容器、コップ等が必要になりますので準備しておくといいです。
ドライフラワーの作り方の手順
それでは、最も手軽に簡単に作れる自然乾燥法を用いてドライフラワーの手作り方法をお教えします。 ドライフラワーにするお花は、乾燥させている間にも開花したりするので、だいたい7分咲きくらいのお花を使用します。風通しがよく、湿度や温度の低い場所を選び、お花を束ねる前に余分な葉っぱ等を落とすと、仕上がりが早くなるので先にその処理と、茎もいらない茎の部分はカットしてから下にして吊るします。この束ねる際も、乾燥が進むと茎が痩せて細くなったりしますので、紐ではなく輪ゴムをしようします。吊るすときはエアコンや除湿機の近くに吊るすとなおいいです。直射日光にお花を当ててしまうと、色が褪せてしまったりするので窓辺等に吊るすのは避けてください。 お花の種類にもよるのですが、頭の重いヒマワリ等は高い場所に新聞紙等をひいて、その上に平らに寝かせて乾燥させることもできます。また、かすみ草等は水分が少ない為、コップに5センチ程水を入れて置いておくと、開いているお花は乾燥し、つぼみも開いて自然な形に仕上がります。また、スプレー咲きのお花を少量乾燥させる場合は、咲いているお花のみを3センチから5センチ程カットし、洗濯バサミやクリップ等を使用して吊るす事もできます。
ドライフラワーの作り方のまとめ
簡単なドライフラワーの作り方としてはまずは風通しの良い室内につるすだけのハンギング法があります。作る際には風通しを良くするために不要な枝や葉などはとり、大きなものはそのまま、小さなものは束ねて逆さにしてつるすようにします。植物の乾燥が進むと茎が痩せてしまうので、伸縮性のあるゴムで束ねるのがおすすめです。その際に直射日光の当たるところにつるすと色あせを起こすので注意が必要です。 また、カスミソウやアジサイなどは少量の水に挿したままで乾燥させる方法が向いています。ごく少量の水を張ったコップなどにいれて自然乾燥させるため、手間がほとんどかからず、花を飾って楽しみながらドライフラワーを作ることが出来ます。 そして手芸品店などでも手に入る乾燥剤のシリカゲルを使用して作ると、花の色を鮮やかに残した状態で乾燥させることが出来ます。シリカゲルを使って作ったドライフラワーは湿気に弱く、とても繊細でダメージを受けやすいので額に入れたり、ボトルフラワーにアレンジしたりして、直接空気に触れないようにするのがポイントです。密閉できる容器にシリカゲルを入れ、その上に花材を置き、花びらを傷めないように注意しながらシリカゲルを注ぎ入れ、花を完全にシリカゲルで埋めて、物にもよりますが大体10日くらいで完成します。
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人生の節目に大切な人からもらった花束、自分で育てた庭の花、お花は枯れるから美しいのだといわれますが、できることならその美しさを残しながら永く保存しておきたいと思うものです。大切なお花を保存する方法のひとつにドライフラワーにするという手作り方法があります。自然乾燥するだけでドライフラワーになるものもあるのですが、花の種類の多くは時間と手間のかかる仕上げ方をしないと、せっかくのドライフラワーがただの枯れた花になってしまいます。上手に作るためには、ドライフラワーに適した花を選び、花の採取のタイミングも大切になります。頂いた花束をドライフラワーにするときには採取時期を選ぶことはできませんが、綺麗に完成させるには例えば庭の花で作るときなどは採取する次期も考慮しなければなりません。花なら満開ではなく六分から七分咲きの頃のものを使用するのがベストです。そして採取するタイミングは太陽がさんさんと降り注ぐ日中ではなく、夕方日が落ちてから採取するのが最も向いています。必ず開ききる前の状態のものを使うのが綺麗に仕上げるためのコツです。生花のみずみずしい美しさとは違う独特の質感と深い色あいを楽しめるのがドライフラワーの魅力です。