ナムルもやしの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

ナムルもやしを作ることの楽しさ
ナムルの本場韓国で、ナムルもやしといえば、大豆もやしを使ったナムルのことです。一般的なもやしで作ってもいいですが、大豆もやしにすれば、本格的なナムルになるだけでなく、より多くの栄養を摂取することができるのでおすすめです。大豆もやしは、名前からもわかるように大豆から発芽したもやしです。大豆が付いている分、大豆の持つ大豆サポニン、大豆イソフラボン、大豆たんぱく質などを含んでいるため、他のもやしに比べて、カロリーもたんぱく質も高く、便秘の改善や糖尿病などの生活習慣病予防にいい食物繊維も豊富です。さらに、血圧を下げ、血液の循環を調整してくれるカリウムなどのミネラルも普通のもやしの2倍以上です。また、栄養の塊である大豆と比べても、発芽することによって、大豆にはないビタミンCも含まれているんです。風邪の予防にもかかせないビタミンCは鉄分の吸収を助け、コレステロールを低下させる働きもあるので、他の食材と一緒に食べるとその効果はアップします。 さらに、美肌づくりにかかせない女性に必要なコラーゲンの生成を助ける働きがあり、シミやそばかすを防いでくれる効果も期待できます。では、栄養豊富豆もやしを使ったナムルもやしの作り方を紹介します。
ナムルもやしを作るのに用意する物
5分で作れるナムルもやしです。 もやしは「価格の優等生」とも言われるように、とても安いです。500gで50円くらいで手に入ります。しかも食物繊維が豊富で、便秘解消にも良い食材です。 ここで作るナムルもやしは、ピリ辛で大人の味です。電子レンジを使うので洗い物が少なく、誰でも失敗なしで作れます。 用意するのは、もやし1袋、ごま油大さじ1、濃口醤油大さじ1、塩少々、生姜1かけ、にんにく1かけ、豆板醤好みの量、です。 生姜とにんにくはなくても作れますが、あると香味がアップします。 子ども用に作るならば、豆板醤は抜いたほうが良いです。豆板醤がなければ、ラー油と一味唐辛子でも代用できます。にんにく1かけの代わりにガーリックパウダーを使っても良いです。ただし、市販のガーリックパウダーには、ガーリックの他に塩が含まれているので、そちらを使う場合には塩は抜いたほうが良いです。 もやしがあれば基本的に作れますが、これにプラスしてニラ、キャベツ、白菜、チンゲン菜などの野菜を加えたり、炒りごまを振って食べても美味しいです。炒りごまをプラスするときには、指先でつまんで殻を潰しながら加えると、体内で吸収率が高くなります。ラーメンに加えて食べても美味しいです。
ナムルもやしの作り方の手順
ナムルもやしの手作り方法です。 もやしを水洗いして耐熱性のボールに入れます。ふんわりとラップをかけて電子レンジにかけます。600Wで2~3分が目安です。 電子レンジで温めている間に、ごま油大さじ1、濃口醤油大さじ1、塩少々、生姜1かけ、にんにく1かけ、豆板醤好みの量、を深めのお皿に入れて混ぜておきます。これがナムルもやしのタレになります。 電子レンジからもやしを取り出してみて、全体がしんなりしているようならばザルにとって水切りします。ここに先ほど混ぜておいたタレをもやしに加えて、全体に混ざるようにしっかりかき混ぜれば完成です。 電子レンジにかけたあとにザルで水切りする行程を飛ばしてしまうと、もやしから出てきた水分でタレの味が薄まってしまいます。なので、ちゃんと水切りしてからタレを絡めるようにしましょう。 そのまま食べても良いですが、冷蔵庫で冷やすと味がなじんで美味しさがアップします。 もやし以外の食材として、ニラ、キャベツ、白菜、レタス、チンゲン菜、などを加えても美味しくなります。どの野菜も、もやしと同様に電子レンジで温めて水切りすればOKです。 いろいろアレンジして自分だけの簡単ナムルを作ってみると楽しいです。
ナムルもやしの作り方のまとめ
まずは、おいしい豆もやしの見分け方です。豆が小粒でよくそろっていって、茎が太くてきれいな白色をしていることが良いもやしのポイントです。また、買ってみないとわからないですが、もやし特有の香りがあることも条件のひとつです。ナムルを作る前の下ごしらえとして、面倒でもひげ根を処理したほうがおいしくなります。包丁を使うと豆もやしの風味がおちるので手でちぎるようにしましょう。また、豆がついているだけに、茹で方も一般的なもやしと違います。大豆もやしは、豆の部分に火を通すことが大切。少ない水で蒸し煮にすると、豆にしっかり火が通り、水っぽい仕上がりにならないのでおすすめです。豆もやしが生臭くなるので、ゆでている間に蓋を開けないようにしましょう。ゆであがったら、余熱で豆が苦くなるのを防ぐため、冷水で一気に冷やし、水気をきります。ゆであがった豆もやしに、みじん切りにしたねぎとごま油、ごま塩を加えてあえれば、一番シンプルなナムルもやしの出来上がりです。韓国では、この豆もやしを使って“豆もやしご飯”が作られます。作り方は、ご飯を炊く時にナムルもやし加えて一緒に炊くだけです。好みで牛肉や豚肉を入れてもおいしいんだとか。“豆もやしご飯”には、唐辛子粉、おろしにんにく、ねぎのみじん切り、ゴマ、ゴマ油などを混ぜてつくった香味ダレをかけて食べるのが韓国流です。ナムルもやしの手作り方法は簡単ですが奥が深いです。ぜひ、わが家の“味”を作ってみてください。
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ナムルといえば、韓国を代表する家庭料理のひとつです。ナムルとは茹でて、あえておかずにする材料そのものと、その材料で作ったすべてのおかずの総称です。もやしをはじめ、きゅうり、なす、ワラビなどの山菜を塩茹でして、しょうゆやゴマなど調味料とゴマ油、そして隠し味のにんにく、唐辛子などで和えるだけという一見、簡単な調理法のナムルですが、それ故に、下ごしらえの手間や塩加減などで味が変わってしまう家庭ごとの味がある、日本の漬け物やお味噌汁と同じように韓国版「おふくろの味」とでもいったところでしょう。韓国には「ナムルの味をみれば、嫁の料理の腕がわかる」ということわざがあることからも、ナムルがシンプルな料理だけに作り手の腕前がわかりやすい料理であると同時に韓国の食卓にかかせないソウルフードであることがわかります。また、ナムルは、茹でて、調味料であえるというシンプルな調理法のため、季節ごとの食材で季節ごとのナムルを作ることができることが魅力のひとつです。春には山で採れた山菜のナムル、夏には、夏の日差しを浴びて育った夏野菜のナムル、秋には、新鮮な野菜が少なくなる冬に備えて、冬の重要なビタミン供給源にするべく干しナムルを作っておけば、冬の食卓にも重宝します。万能おかずのナムルの中で一番の代表格は“豆もやしナムル”。普通のもやしではなく、豆もやしでつくるのがポイントです。栄養面からみてもおすすめの“ナムルもやし”について紹介します。