花壇の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
花壇を作ることの楽しさ
花壇をDIYすることの楽しさは、自分の好きなようにあらゆるものを設置できるというところです。ホームセンターや園芸用品店を訪れると、様々な園芸用品が売られています。素材や色を組み合わせて、好みのデザインにすることができます。 お金がかからないという点も、魅力として大きい部分です。花壇をつくる時にはエクステリアやガーデニングの専門業者に依頼をすると、とても素晴らしいものを作ってくれます。その代わりにすぐにできるものではありませんので、軽く数十万円を超えるほど、料金が高額になりやすいのがネックです。 手作り方法を覚えてしまえば、専門業者に依頼するよりも、ずっと安く行うことができます。安く行えることを利用して、たまに雰囲気を変えるために、花壇を作り替えることも、自在にできます。作り替える時に手作り方法を知らなければ、再び費用のかかる専門業者に依頼しなければならないという問題が生じます。 さらに、花壇づくりを通じて、健康に役立てることも可能です。作業中は身体をよく動かしますので、日ごろの運動不足を解消できるというメリットを持っています。趣味にすればストレス発散にもなりますから、一石二鳥といえるでしょう。
花壇を作るのに用意する物
花壇を作るために必要な材料としては、レンガや石材が一般的です。レンガを選ぶ場合には、美観と実用性に配慮する必要があります。硬度によって吸水率が変わるため、強度も同様に違ってきます。吸水しやすいレンガで花壇を作れば、吸湿作用に優れることになります。その反面、寒冷地では凍害の影響も受けやすくなります。硬いレンガは吸水率が低いですが、汚れが付きにくいメリットがあります。レンガの花壇が小規模であれば空積みでも簡単に作れますが、本格的にするためにはモルタルが必要になります。昭和以降に作られたレンガは規格化されていますが、明治時代のアンティークレンガを使う場合もあります。古い風合いを出したい場合には、アンティークの耐火レンガも使うことがあります。石材としては、花崗岩のピンコロ石を使うと簡単です。大谷石を使うとレンガと同様な吸水性を確保できますが、風化しやすい弱点があります。レンガを積むために必要なものとしては、水や砕石などもあります。よく水を吸うレンガは、そのままではモルタルが接着しにくいものです。そのため、吸水してからモルタルを接着面に塗ります。土台の部分に砕石を敷くことがあるのは、沈み込みを防ぐためです。その他に必要なものとしては、左官用の鏝や手袋などがあります。
花壇の作り方の手順
花壇の手作り方法で大切なことは、最初に大まかな図面を作ることです。イギリス積みや小口積みなどの積み方がありますが、図面に書いておいたほうが失敗しにくくなります。花壇の曲線や直線を正確にするためには、ロープなどで線を引いておくことも役立ちます。長さを決めて、底の部分に砕石と砂利を敷いて、しっかりと押し固めます。この作業は転圧と呼びますが、花壇作りでも行っておいたほうが安心です。レンガを使うときには、水に浸しておきます。モルタルには水を混ぜて、左官用の鏝を使って、ちょうどよい粘り気が出るようにします。レンガを丁寧に並べて、上面にモルタルを塗って積んでいきます。モルタルは鏝で丁寧に塗り、はみ出した部分は取り除きます。モルタルの目地が美しいことが花壇の出来栄えを左右するため、規則的な線になるようにします。横の長さが230センチほどになる耐火レンガは、2段程度であれば空積みで花壇にできます。空積みにすることの利点は、デザインを変えたいときにすぐに対応できることです。石材を使う場合でも、空積みにすることで対処できます。溶岩などの自然石については、荷重に考慮しながら石垣にすると和風の花壇として完成させることが可能です。
花壇の作り方のまとめ
作り方ですが、よく見かけられるのがレンガを並べたり、積み重ねたりする方法です。この方法を実行するにはまず、基礎コンクリートで土台を作るのが一般的です。しかし、この方法では手間が掛かりますので、もっと簡単に、レンガで基礎を作ってしまう方法があります。 基礎となる一番下のレンガは、長い面を横にして設置していきます。この上に積み重ねたい方向に向かって、レンガを縦長に積んでいくようになります。これなら基礎のレンガで上のレンガをしっかり支えることが可能です。 基礎を作らずに、そのままレンガを積んでいく方法でも構いませんが、この場合にはずれないように配置していく技術が必要です。 花壇の縁取りはレンガ以外にも、木材やコンクリートブロック、枕木、プラスチックなど色々用意されています。 設置場所は日当たりや風通しがよく、水はけ、水の含みがよいところを選びます。ですが、植えたい植物によって決めるのが理想でしょう。 腐葉土や堆肥、有機質肥料などで土を整えておくと、植物が長持ちします。植える時期も植物が成長する季節を見越しておくことが大切です。 真夏の炎天下での作業は熱中症になる恐れがあるため、涼しい時間帯に行うのが安全です。
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