バジルレシピの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
バジルレシピを作ることの楽しさ
バジルレシピで有名なものが「ジェノベーゼ」です。これはイタリアのジェノバ地域で作られ親しまれている、バジルを使ったソースのことです。バジルの葉と松の実、ニンニク、オリーブオイルなどから作られたソースで、口に入れると濃厚ながらもフレッシュバジルの爽やかな香りがいっぱいに広がり、さっぱりと頂けるので、何度でも食べたくなります。 また、イタリアのナポリピッツァの一つであるマルゲリータは、モッツァレラチーズ・トマト・バジルをトッピングしただけのシンプルなピッツァですが、その美味しさから数多くあるピッツァの中でもトップクラスの人気度です。 バジルの種子には、「グルコマンナン」と呼ばれるコンニャクの主成分でも知られる、水溶性の中性多糖が多く含まれているため、水を含ませると乾燥時のおよそ30倍のゼリー状に膨張する性質を持っています。更に食物繊維も多く含まれていることから、この性質を利用してダイエット補助食品に利用されています。日本では、最初は漢方薬としてバジルの種子を輸入していた経緯かあり、その後、この性質を利用して目薬としても活用されていました。そこから、「メボウキ(目箒)」という名が付いたとされています。
バジルレシピを作るのに用意する物
バジルレシピに必要なものは、フレッシュなバジルと合わせるためのオリーブオイルや粉チーズ、塩、こしょうなどのスパイス、バジルを刻むための包丁やまな板、すり鉢などです。フードプロセッサーがあると作業が簡単になります。バジルは様々なレシピに応用できる便利な食材なので、鉢植えを用意しておけば台所で調理をしながら葉を数枚摘み取って使ったり、仕上げにアクセントとしてお皿にのせるなど活用することができます。バジルレシピで一番有名なバジルのペーストを作りたいときは松の実やガーリック、エキストラバージンオリーブオイルなどがあると本格的に仕上がります。手作り方法はどれも簡単で、作り置きもできるのでパスタや肉料理、魚料理など何にでも応用できて大変便利です。バジルはパンとも相性がいいのでペーストをパンに塗ったり、バジルの葉をそのままトーストに乗せたり、チーズと一緒にバジルを乗せたピザ風のパンや生地に直接練り込んだバジルパンなど、たくさんのバジルレシピができます。イタリアンサラダにもぴったりで、完熟トマトとモッツァレラチーズを用意すれば素敵なイタリアンの前菜になります。どのバジルレシピでも美味しいオリーブオイルを忘れず用意しましょう。
バジルレシピの作り方の手順
バジルレシピの作り方はたくさんありますが、一番使いやすい基本のペーストは小さいボウルに一杯分くらいのフレッシュなバジルをオリーブオイル大さじ4杯、粉チーズ大さじ3杯、ガーリック2片程度と手に入れば松の実を大さじ2杯ほど合わせて、全てをフードプロセッサーにかけるかすり鉢などで混ぜ合わせるだけで手作りできます。ビンに入れて冷蔵庫で1か月くらい日持ちするのでパスタやリゾット、ドリア、肉や魚のハーブ焼きなど様々なレシピに応用できます。スライスしたパンに塗ってトーストしたり、ドレッシングに混ぜてもおいしく食べられます。バジルはかなりクセのあるハーブなので、葉をそのまま使う場合はのせすぎないように注意しましょう。ピザに使うときは切り分けたときの1切れ分に対してバジル1枚程度の量にしておきます。葉を2枚程度細かく刻んでパン粉に混ぜると揚げ物の風味がよくなります。バジルには殺菌作用もあるのでおなかの調子を整えたり肌をきれいにしてくれる効果があり、脂っこいメニューやこってりした食事もバジルを添えることで爽やかな風味になります。基本のバジルレシピを覚えて手作りのペーストや刻んだ葉を使い、香り高い食卓を演出しましょう。
バジルレシピの作り方のまとめ
バジルレシピはどれも簡単であり、誰でも失敗なく作ることができます。今回は、バジルの収穫期である夏にピッタリのスタミナレシピ「本格ガパオライス」を紹介します。 手作り方法として、用意するものは2人前の分量で、豚ひき肉250g・玉ねぎ2分の1個・ピーマン1個・パプリカ(赤と黄)各2分の1個・ナス1個・生バジルの葉15枚程度・ニンニク1片・ショウガ1片・オイスターソース大さじ2・ナンプラー大さじ2・シーズニングソース(タイなどのアジア圏で良く使われる大豆が主成分のソース)・レモン汁・ご飯2膳・卵2個・唐辛子お好みです。 1.玉ねぎ・ピーマン・パプリカ・ナスをそれぞれ2~3cmのサイコロ状に切ります。ニンニク・ショウガは細かくみじん切りにしておきます。バジルは飾り用を残して、あとは全てみじん切りにしておきます。 2.フライパンに油を敷いて火にかけます。そこにニンニクとショウガを入れて、香りが立つまで炒めます。 3.ひき肉を入れて炒め、火が通ったらナスと玉ねぎを入れて同様に炒めます。 4.時間差でピーマンとパプリカを入れて炒め、調味料で味を付けます。 5.調味料がなじむまで炒めたら、みじん切りにしたバジルを加えてサッと絡ませます。 6.火から下ろし、お皿によそったご飯のサイドに盛り付け、真ん中に半熟の目玉焼きとバジルの葉を飾れば出来上がりです。 アジアンテイストたっぷりのスタミナご飯で、暑い夏を乗り切りましょう。
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イタリアンを作るときに欠かせないハーブと言えば、「バジル」を思い浮かべる人も多いでしょう。バジルは生ではサラダやピッツァに、乾燥させて調味料や魚・肉の臭み消しに、また生のバジルをソースや調味オイルにしたりと、様々に利用できるハーブです。このハーブはシソ科の多年草で、インドなどの熱帯アジアが原産となっています。日本には四季があり、バジルを育てても冬を越すことができないため、一年草扱いになっています。国によってその呼び名が違い、「バジル」と言う呼び名は英名にあたります。また「バジリコ」ともともよく呼ばれますが、これはイタリアの呼び名です。ちなみに、和名は「メボウキ」と言います。伊名である「バジリコ」はラテン語から来ており、王様を意味する「バレジウス」に由来といわれています。独特の香りを放ち、料理の味を一層引き立てる作用があるため、イタリアンをはじめとする数多くの料理に使用されています。特に夏野菜のトマトとの相性が良く、トマトサラダやトマトパスタの引き立て役として使われています。家庭菜園で栽培するとたくさん収穫できるので、レシピサイトにはこのハーブを使った「バジルレシピ」も数多く紹介されています。