お手玉俵型の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
お手玉俵型を作ることの楽しさ
手作り方法は、書籍や関連サイトなどもありますので、見てみると良いでしょう。ここでは、一番簡単な俵型の作り方をご紹介します。 まず、柔らかめの伸び縮みしないような長方形の布、縦10センチ、横15センチぐらいのものを用意します。中表にして横を半分に折り、輪にして縫います。次に、わっかになった一方の回りを縫い、糸を引っ張って絞ります。穴が開かないように、絞ったところに、ぐるぐる糸を巻いて止めます。表に返して、反対のわっかも回りを縫い、中に小豆などを入れた後、糸を引っ張り、穴が開かないように止めて、出来上がりです。 俵型だと手作りするのに時間もかかりません。どんなに不器用な男性でも作ることができるでしょう。何も縫い物は、女性だけのものではありませんので、男性もいっしょに作ってみることをおすすめします。たくさん作って遊ぶことも楽しいのですが、お孫さんやお友だちに差し上げても喜ばれます。 俵型のお手玉のほかには、ざぶとん型やほおずき型、まくら型などさまざまなものがあります。作り方の多少複雑なものもありますが、同じものを作ってばかりでは、飽きてしまいます。美しい布地を組み合わせて作れば、ちょっとした飾りにもなりますので、俵型に慣れたら、少し複雑な形のものに挑戦してみましょう。
お手玉俵型を作るのに用意する物
日本の懐かしい遊びには、お手玉や折り紙、あやとりなど様々なものがあります。最近の子どもの遊びにはゲームや市販のおもちゃなど、購入するものが主流となっていますが、こういった素朴な遊びも実際にやってみると面白いものです。上手な人の手さばきは見ていて見事なものですが、お手玉の中に入っているあずきなどがぶつかり合う音には、独特な懐かしい風情があります。お手玉と一言で言っても俵型をはじめ、穀物などを入れるわらむしろの袋の形をしたかます型、2種類の布を4枚縫い合わせた四つ巴の3種類の形があります。そこでここでは、そういったお手玉の作り方のうち、簡単で連想しやすい形の俵型について紹介します。作る際に用意するものは、縦10cm×横16cm程の小布、お手玉の中に入れるもの、針と糸、ハサミ、ものさしとなります。お手玉の中に入れるものには、昔ながらのあずきが一般的ですが、近年ではプラスチック製ペレットも、虫食いや腐る心配が無いためよく使用されるようになっています。かつては乾燥したトウモロコシの実や、ジュズダマと呼ばれる植物の実、小さな貝殻などがお手玉の中身として使われていました。しかしながら現在では、これらの材料はほとんど用いられなくなっています。
お手玉俵型の作り方の手順
俵型お手玉の手作り方法としてまず、布を縦10cm×横16cm程に裁断します。この後布を裏返し、布の横両側から1cmのところを縫い合わせます。次に縦の1方を縫い合わせ、針が最後のところに来たら、糸を引っ張って縫い縮めます。この後布を裏返して布の表面が出るようにし、あずきやプラスチック製の手芸用ペレットなどを約40g入れます。この後残りの辺も縫い代が内側になるように縫い絞ります。最後に玉止めをして、俵型お手玉の完成となります。お手玉の練習は、2つから始めるのが最も簡単です。慣れてきたら一つずつ数を増やしていくようにします。また手の甲に乗せるなど、動作を次々と変えていくことも面白いものです。俵型お手玉以外にも、連想しやすいお手玉の形として、2種類の布を組み合わせた四つ巴もありますが、作り方は少々複雑になります。これら以外にもかます型は、一旦布を袋状に縫い合わせ、中身を入れた後、上を縫い絞るだけのシンプルな作り方となっています。実際にお手玉で遊ぶことのみならず、DIYとしてオリジナルのものを作ることもまた、楽しいものとなります。この他端切れを活用することができるため、いらない布をリサイクルすることも出来ます。
お手玉俵型の作り方のまとめ
お手玉の中に入れるのは、小豆のほかに、大豆や乾燥トウモロコシ、ペレットなどでも良いでしょう。DIYなどへ行けば、中に入れる材料なども手に入れることができます。また、重さは、40グラム程度が適当ですが、これも操ってみて調整しましょう。小さなお子さん用であれば、多少軽めの方が良いでしょうし、大柄な方であれば、少し重目の方がいいかもしれません。いくつも作って、遊んでみる中で、ほどよい重量や形などを自分なりに探してみましょう。 お手玉ができたら、今度はお手玉の歌などを調べてみるのも楽しいでしょう。「あんたがたどこさ」「一かけ二かけ」などは、ご存じの人もいらっしゃるかもしれません。お手玉の歌を収録したCDなどもありますので、手に入れても良いでしょう。お誕生日などに、手作りした品とCDを合わせてプレゼントするのも喜ばれるかもしれません。 はじめは、歌いながら遊ぶのはなかなか難しいかもしれません。それでもあきらめずに、毎日、少しずつチャレンジすることが大切です。続けるうちに、歌いながら、一度に3つ、4つを操ることができるようになるでしょう。 日本の伝承遊びを後世に伝えていくのも大人の努めかもしれません。手作りすることで、それを手にする人に、懐かしさや暖かさを伝えることができます。
-
割り箸工作の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
割り箸を使った工作はいろいろなものがあります。割り箸はとても身近にある木材としても見ることができます。簡単に手に入れるこ...
-
アイスクリームの簡単手作り方法や作り方・DIY・レシピ
アイスクリームと言えば夏の暑い時期の食べ物だと思われがちですが、実は寒い季節に暖房の効いた部屋で食べるアイスクリームは格...
-
絞り染めの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
「絞り染め」は、布の一部を縛るなどして、染める際に染料が染み込まないようにすることで、布に模様を描いて行く技法で、別名「...
-
木製網戸の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
室内に設置されている窓ガラスに関しては温暖な地域の場合では網戸が設置されていることが多い傾向にあります。夏季の暑い時期に...
-
ハイボールの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
ハイボールは、本来、ウイスキーを炭酸で割るだけの簡単な飲み物でした。元々、熟成期間の短い(12年以下)ウイスキーの不味さ...
-
介護レクリエーションの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシ...
高齢者施設では、度々行事やレクリエーションが行われています。介護レクリエーションを行うことで、高齢者に「笑顔」を増やすこ...
-
カーテンの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
カーテンというのは室内の印象を大きく変えるアイテムで、インテリアコーディネートにこだわっている人にとっては重要で、そうで...
-
盛り塩の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
自宅の玄関に盛り塩を置いているというお宅は少なくないでしょう。住まいだけでなく店舗や事務所の入り口に設置することもあるの...
-
小麦粉粘土の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
粘土には様々な種類があります。油粘土、樹脂粘土、紙粘土、プラスチック粘土、小麦粉粘土と各種あります。これらの粘土のうち、...
-
お面の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
幼稚園や小学校低学年くらいの年齢の男の子にとって、戦隊やライダーなどのヒーローは憧れの存在です。ヒーローたちが使っている...
小さい頃、お手玉遊びをした経験のある女性は少なくないのではないでしょうか。最近はお手玉をする光景もあまり目にしませんが、お手玉は古くからある、日本の大切な伝承文化でもあり、近年、実は密かなブームなのをご存じでしょうか。お手玉を操ることによって、脳が刺激されることで、ぼけ防止に役立つのだという研究結果もあると言います。お手玉を操るためには、ある程度、集中力も要ります。また、歌いながら操ることで、呼吸器にも良い影響を及ぼすとされています。また、姿勢を正さないと、うまく操ることができないため、内臓にも良いと言われます。日本だけでなく、ハワイやアメリカのサンディエゴなどには、お手玉の会が結成されて、お手玉遊びの輪が広がっているといいます。退職した後、趣味もなく、特別することもないような生活を送るだけでは、老化が進む一方です。健康な生活を送るためには、食べ過ぎに気を付け、偏食することなく、適度な運動を心がけるとともに、お手玉をして、脳を活性化するような時間を設けるのも得策です。お手玉はどこでも手に入るものではありませんから、手作りしてみることをおすすめします。俵型のお手玉なら比較的簡単に手作りできるので、おすすめです。